暑い日がつづく8月13日の11時新所沢公民館の5・6号室と4号室を使用して
東京農工大学名誉教授淵野雄二郎先生の講演会
“コロナ禍、あいつぐ大河川氾濫流域災害に思う
~あらためて公共政策を見直し、持続可能な農林業の道筋を考える~”
を開催しました。
講演中の淵野先生 淵野先生とPCのZoom画面 |
淵野先生の講演はもともと今年の3月か4月に「所沢の自然と農業サークル」が定例会でやってもらう計画でした。ところがコロナ禍で、所沢市の公民館がすべて使用禁止になり、定例会は3月、4月、5月と休止せざるを得なくなり、先生の講演会も延期せざるを得なくなりました。
一方、自然と農業サークルではサークルの10周年の活動のまとめにとりかかっており、6月に人数を制限した編集会議で、最終的に仕上げました。先生の講演会をやるについてはサークルのメンバー全員(30名)が参加できる形でやりたいと考えていましたので、新所沢公民館の5・6号室が2枠とれた8月13に決定しました。
時間的には10時~11時を定例会とし、11時~12時30分を先生の講演。13時から暑気払いのスケジュールを会員のメンバーに案内したのですが、暑気払いは広がりつづけるコロナ禍で急遽キャンセルせざるを得ませんでした。その時の先生の講演のタイトルは“持続可能な地域農業の在り方を考える ~食料・農業・農村計画の見直しを視野に入れて~”でした。
ちょうどその頃、理事会の提案により、広報部長の玉上さんから連絡があり“淵野先生の講演を初めての試みとして、Zoomによるオンライン授業とさせてほしい旨の申し出がありました。それには4号室(11名)を借り、自然と農業サークル以外の人たちは4号室で聴講する。また同時に自宅で聴講できるようにアレンジするという計画でした。
5、6号室での聴講 4号室での聴講 |
今後のところざわ倶楽部の行事を遂行する上での選択肢の一つとすることが目的でした。このような経緯をたどり、当日は5・6号室は自然と農業サークルのメンバーを中心に30名、4号室では定員11名に対し7名の方が聴講し、自宅では約20名以上の方が聴講されたとのことです。
初めてのZoomによるオンライン授業としては、開始時の準備段階で、多少のトラブルはありましたが、大成功ではなかったかと思います。先生の講演のタイトルは当初のものと若干変わってきましたが、それは自然と農業の10周年記念誌が完成し、淵野先生がその中での活動を”自然と農業サークルの協働活動に期待する“というように評価していただいた結果だと思います。
5、6号室での聴講 |
上の画像をクリックするとを講演のレジュメを見ることができます
自然と農業サークル代表 稲村洋二
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