アジア研究会 2017年活動報告 ところざわ倶楽部
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「インドのICT産業について」 「趣味の鉄道写真」 |
3月15日(水) 定例会 参加者:18名 うちオブザーバー3名 記 中原幹男
今回は、23期島田憲一会員によるプレゼンテーションによる2部構成
*ICT=Information & Communication Technology
<第1部> “インドのICT業界について”
・世界のパソコン等ICT製品を、その製造がグローバルな分担になっている。
R&D 日・米・欧
ハード 台湾
ソフト インド
組立・試験 中国
・世界的にソフトウエアの市場は拡大一方で、インドのこの分野の売り上げは10年で5倍(982億ドル:2015年)となった。
《インドになぜソフト開発が集中しているのか》
開発途上国のインドにとって資本の蓄積が少ないため、コストがかかる設備産業よりも人件費で開発ができるスフトウエアに目を付けた。
2桁の掛け算九九を小学校で教えるほどであり、インド政府はこのICT分野の教育に力を入れてきた。
・今やインドの技術者の目標は”米国のグリーンカードを取得すること”である。
インドの人口は12億人で、2025年には中国を追い越すといわれているが、まだまだ貧困層は厚く、トイレを使っているのは国民の半分
であり、4割は電気の無い生活を送っているという。
◆第1部の講演後、会員から特筆すべき質問あり「ICTとかAIとか随分と発達してきているが、貧困をなくすソフトや戦争をなくす
ソフトは何故つくられないのか」
私の感想:頭をガツーン!とやられました。
<第2部> “趣味の鉄道写真”
島田氏は現在、柳瀬写真クラブの代表。年1回所沢市役所ギャラリーでの写真展のほか、柳瀬まちづくりセンターで常設展示あり。
鉄道写真の撮影にでかけることを仲間では”鉄分補給に行く”というらしい。
撮影のコツや苦労話を交え、大変すばらしい写真をたくさん披露していただいた。
◆女性会員からは、”「亭主元気で留守が良い」を実践なさっているのですね”との感想あり。
講演は以上
◇行事予定
3月21日(火)”東京ジャーミー見学とイスラム料理を食す”(食トコとのコラボ)
4月18日(火)埼玉県出前講座”気象と農業災害”への参加3名~(地球環境を考える、所沢の自然と農業とのコラボ)
4月19日(水)”安倍首相のアジア外交”討論会 司会 志村会員
5月17日(水)定例会
6月14日(水)食トコ”スパイス料理講習会”に参加
以上
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