アジア研究会        2017年活動報告     ところざわ倶楽部

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「南アフリカの貧困とエイズ」


  9月27日(水)   参加者:20名                         記 中原 幹男


Ⅰ.当麻 実会員による問題提起:「南アフリカの貧困とエイズ」

   今回はアジアからさらに西に視点を移して、南~西アフリカの現状などを、自身の視察体験をもとに当麻会員から報告。

   アジアとの関連などを議論した。



   アフリカの基本データ

    面積:3,037(日本の約80倍) 南北:8,000km 人口:約12億人

    国連加盟国数:54


  ・20世紀のアフリカ大陸

    植民地支配~独立~軍事クーデター~内戦~欧米に代わる中国の進出


  ・サハラ砂漠以南のアフリカの貧困とエイズ

    世界188ヵ国中、後発開発途上国の2/3はサハラ以南にある。

    その半数が1.25ドル/日の貧困ラインを下回っている。


  ・南アフリカのHIV/エイズ状況と貧困

    国土の87%が白人地域、不毛の13%が黒人地域

    アパルトヘイトはなくなったが居住区は変わっていない。

    旧黒人居住区は掘っ立て小屋が林立する。

    48%が貧困ライン以下の生活。教育が受けられず識字率半分以下。

    高い失業率:25


    HIV/エイズ感染者500万人(人口の2025%:2003年当時)


 *アフリカに関する一般の日本人のイメージは、怖い(エイズ、ソマリアの海賊、内戦、貧困、砂漠、etc)地域である。

  にもかかわらず人口は増加しており、経済発展もして行くと予想されている。

  経済格差や植民地政策の影響で後発地域におかれていたが、これからのアフリカは世界に大きく影響を及ぼす地域になってくるのは

  間違いない。


  アフリカが健全に発展していくために必要なことは「教育」に他ならない。


  現在の人類(新人)はアフリカをルーツとしていることを忘れず、永遠に続くであろう人種差別に対峙していかなければならない。


 当麻氏の講演レジメ

(クリックして下さい)




Ⅱ.理事会報告

   「ハーメルン公演」 9/18実施

   24期生向けOB3団体説明会 9/5実施

   24期生グループワーク発表会 10/10および10/17

   24期生加入勧誘活動 10/24

   ところざわ倶楽部第11期総会 11/21

   来期サークル役員 代表 玉上(継続) 副代表兼会計 小玉(新任)


Ⅲ.今後の予定

   10月定例会 10/18(水)1330~ 中央公民館

    「最新中国事情」玉上報告

   11月定例会

    外部開催を提案してください

                以上