アジア研究会        2018年活動報告     ところざわ倶楽部

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中国の南シナ海進出を考える


                                2018-09-19       記 小玉 正男


2018年9月19日(水)  参加者:会員22名+会員外2名 計24名   


 アジア研究会9月定例会は、稲村会員による「中国の南シナ海進出を考える」をテーマに、会員22名、会員以外の聴講者2名で開催されました。

 「南シナ海問題」は何が問題で、何故問題になってしまったのか。南シナ海の地図を示し、東沙諸島、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島の位置を確認しながらの説明がなされました。

 因みに、東沙諸島は1907年日本人が入植し事業を始めたが、1909年に清国に売渡し契約を行い、その領有権を認めました。フィリピンは中沙諸島(スカボロー礁)の中国の不当行為に国際仲裁裁判所に提訴したものの、当事国の中国は出席しませんでした。
 仲裁裁判所の裁定内容は提訴内容に沿った裁定となりましたが、現状は裁定など無かったかのような埋め立ての続行と軍事施設の整備が続いています。当事者であるフィリピン、ベトナム、カンボジア、インドネシア他ASEAN各国も「南シナ海行動規範」の初案に合意したものの、中国との関係は各国の思惑が異なり、一枚岩となっていません。

中国はアメリカをはじめ輸出で稼いだ外貨で、開発援助を餌にぶら下げての埋め立て強行。海路の確保と海洋資源(油、天然ガス他)の獲得。解決方法は見いだせるのでしょうか。島と岩の違い、領海、領空、排他的経済水域(EEZ)等、ニュースなどで聞いたことの有る言葉が、たくさん出てきました。




                   稲村氏の講演レジュメ(クリックして下さい)




 今後の定例会予定

   ・10月24日(水)  米濵泰英氏(岩波書店/稲村氏友人)による講演
               「日本が満州に鉄道を建設した頃の話-日露戦争から満州事変にかけて」


    ・11月21日(水)  島川会員によるトルコ情勢の報告
               TV東京ビジネスオンデマンド「親日国トルコのもう一つの顔」視聴