アジア研究会        2016年活動報告     ところざわ倶楽部

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講演「最近のミャンマー情勢について」    

                       講師:田中建夫氏   


         4月20日(水) 定例会                    記 中原幹男

                      (出席者:サークル会員14名、その他ところざわ倶楽部会員4名)


◆ 講演「最近のミャンマー情勢について」

       講師 田中建夫氏(ところざわ倶楽部会員) 現地合弁会社のテクニカルアドバイザー

 

    



 ミャンマーの歴史から現在の政治経済に至るまで、概要をわかりやすく解説していただきました。

 6~7世紀からの歴史ある国。135もの多民族。多民族をまとめていくための軍政は必要悪か?

 アラブの春のような民主化急展開は混乱を生む。

 もともと仏教9割のお温和な国民、識字率も9割、治安も良い、女性の社会進出は日本より高い。

 アウンサンスーチー体制は一種の”風が吹いた”現象ともいえる。

 軍と妥協しながら改革を進めていくだろう。


 長期の鎖国政策による発展の阻害。インフラ整備が大変遅れており、日本の協力が欠かせない。

 日本企業はすでに270社進出。


 中国の投資~戦略的経済回廊は中国自国の為。ミャンマーの労働者を雇用せず。


 街を行く女性が顔に塗っている白いクリームは”タナカ”と呼ぶというそうで、田中氏は現地にすぐ溶け込めたようです。


 

田中氏の講演スライド抜粋



クリックするとpdfファイルを見ることができます



◆ 未来世紀ジパング(TV東京ビジネスオンデマンド番組) 「生まれ変わるミャンマー」を視聴

  JR東日本による鉄道補修実験。速度30kmが60kmまで改善された。 



●次回5月12日(木)、高麗神社訪問と宮司高麗文康氏のお話を聞く会を予定。5/18(水)の例会は無し。


●6月15日(水)フラットにて、スパイス料理講習会&試食会。例会を兼ねる。