アジア研究会        2016年活動報告     ところざわ倶楽部

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高麗郡建郡1300年に高麗神社を訪ねる   


         5月12日(木)快晴  高麗神社訪問                    記 中原幹男

                      (参加者:9名、野老澤の歴史をたのしむ会、葵の会含め計39名)



今月は、「野老澤の歴史をたのしむ会」主催<高麗郡建郡1300年に高麗神社を訪ねる>企画に、「葵の会」とも合流して

参加しました。


今年は716年武蔵国に高麗郡が置かれてから1300年目ということで、日高市が町おこしの最大イベントとして開催して

います。


その中心となったのが高麗神社建立から60代も延々と続いてきた高麗文康宮司でした。


高麗川駅に10時集合し高麗神社に向かい、高麗文康宮司直々にお迎え頂き、神社および高麗家住宅などを拝観したのち、

会館にて「高麗郡建郡1300年の歴史」について13時まで、熱のこもった解説を聞きました。


建郡当時1,799人の渡来した高麗人が、おそらく未開の地であった場所に集められたのか、自主的に集まったのか、

興味深い歴史です。


高麗王若光を祭っている高麗神社とその菩提寺聖天院勝楽寺が、当時としては、文芸や工芸的にも優れていた高麗人のより

どころともいうべき場所なのに、
全く日本風の神社と寺社様式であって、異国のにおいがしないのが不思議であり残念でも

あります。


地域おこしや国際交流として、朝鮮半島の古代衣装をパレードに取り入れたり、流鏑馬のような馬射戯(マサヒ)~騎射競技を

市民が参加して楽しむのは大変すばらしいと思います。


隣の国との国際交流は、永遠のものなのですね。