アジア研究会        2016年活動報告     ところざわ倶楽部

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東京農工大学 留学生との交流会・懇親会


                                  2016-10-21   記 中原幹男




   ■10月19 日(水)定例会  出席:サークル会員16名、倶楽部役員1名、その他2名、来客4名    


 

【前半】 定例会

◆理事会報告
 
 ・10/20 23期修了生対象のサークル勧誘展示

 ・11/22 総会と懇親会

 ・10周年記念行事

    2017/5/29 シンポジウムと懇親会

    2017/9/18 音楽朗読劇「ハーメルンの笛吹き男」上演


◆アジ研活動

 ・サークルの会則改定検討   ⇒  会則改定案はここをクリック

 ・11/16 定例会 安田好子氏(20期、22期企画委員)講演
 中国留学経験など

    同日 アメリカ大統領選挙後の国際情勢について

 ・12/21 アジ研総会・忘年会

    タイ プミポン国王後のタイ情勢について



【留学生との交流会】

  東京農工大学 農学部名誉教授 淵野雄二郎先生

  東京農工大学 大学院 連合農学研究科 A君(中国山西省出身)

  東京農工大学 農学部 地域生態システム学科 B君(中国上海市出身)

  日本農業新聞 編集局農政経済部 記者 金 哲洙氏(中国吉林省出身)

 上記4名の自己紹介から初めて、
率直な意見交換が行われた。


   


   



[キーワード]

 
中国の食品の安全性、食品自給率、富裕層と貧困層の食品選択、日本向け輸出検査、農業者比率、農業支援、戸籍、農民工、

 土地使用権売買、1人っ子政策の転換、若者の農業離れ、婚活、環境問題、河川の汚染、TPP、

 黒マルチシートによる「黒色汚染」etc



 アジア研究会メンバーからの日中間の国民感情問題質問についても、真摯な答えがあった。

(双方のメディアに踊らされず、国民の生の声に耳を傾けるべき)

中国の食品安全性は不安という意見に対し、そんな高品質を求める一方で日本の自給率が40%を切っていることはおかしいでしょ

う、との切り返しもあった。


 討論は熱を帯び、懇親会や二次会も大変盛り上がった。


    


    



 中国の農民戸籍ではない留学生ではあったが、日中の情勢についても知識を持ち、日本語も流暢で大変得難い交流となった。


 また、日本農業新聞の金記者は、取材で日中韓を飛び回っており、現場に基づく洞察には、引き込まれた。

 是非、当サークルの顧問に迎えるなり、今後もコンタクトをとるのが有意義と思う。