日時:4月18日(月)午後2時~4時
場所:新所沢東公民館 研修室1号
テーマ:4月定例会 地域公共交通G報告と財政学習
出席者:男性7名、女性1名 合計8名
資料:4月18日傍聴席定例会(倶楽部報告、地域公共交通G報告、財政学習)、
M氏資料「所沢市地域公共交通についての国政の枠組みと市政の現状4枚、
所沢市主要地区別の人口構成の比較4枚(S氏作成)、
所沢市内循環バス・ところバスの概要と経費公表2枚、
クロスセクター効果の算出方法3枚、令和4年改正ところバスところワゴン利用案内」、
H氏資料「2022年所沢市会計一覧と予算額、
後期高齢者医療制度の運営、指定都市・中核市・施行時特例市の主な事務、財政学習本の付表⑤
類似団体:所沢市と同じ特例市40市→23市」、
地球環境G資料「「ストップ!気候危機」で所沢の未来をみんなでつくろう(「市民会議(仮)」準備会の呼びかけ」
1.ところざわ倶楽部の報告(I氏、N氏)
会費集金はサークル継続、理由は郵貯振込料高騰のため(約400円)
7/1、8(金)新所沢公民館ホール、2回文芸講座「動乱の鎌倉期を生きた郷土の武将と文学」武内好夫講師
5月理事会以降募集
8/17(水)午後予定 中央公民館ホール、時局講演会、講師笠松泰洋先生
9-10月ところざわ倶楽部まつり」を予定、サークルからの出演者募集
2.傍聴席4月定例会
1)地域公共交通Gの報告
(M氏)「所沢市地域公共交通についての国政の枠組みと市政の現状」資料から
①国政における「地域公共交通」の枠組み
2015年所沢市「交通会議」設置、2021年所沢市「交通協議会」設置(委員変わらず)
2020年「地域公共交通の活性化及び再生法」の特徴:国が予算・ノウハウを支援。
②地域公共交通「ところバス」、「ところワゴン」の現状
A 社会的背景 所沢市ニュータウンへの民間バス路線は高齢化による通勤客減少で減便、路線廃止も。
運転免許証返納も進み、ニュータウン地域住民は孤立化。
(S氏)「所沢市主要地区別の人口構成の比較」資料から
主要7地区(三ケ島、柳瀬、富岡、並木、所沢、小手指、山口)の町内を最寄駅1km圏内・圏外に分けて、
高齢化率の差異を調査した結果。
・7地区全体の高齢化率28.6%
・所沢地区は最密集地域、最寄駅は4つ、すべて1km圏内、高齢化率は最低21.7%。
・並木地区は、最高の高齢化率34.9%、1km圏内20.5%、1km圏外38.9%、最大差異。
・三ケ島、柳瀬の両地区は、高齢化率は1Km圏外が高く、差異は5.9%、6.9%。
・富岡地区は、人口の96.5%が1km圏外、高齢化率は32.6%で高い。
・山口地区は、全域が1km圏内、高齢化率31.9%で高い。
まとめ:最寄駅から1km圏外の交通不便地域ほど高齢者が多いので、「ところバス」「ところワゴン」の運行に期待が
多いと推定できる。
(M氏)「所沢市地域公共交通についての国政の枠組みと市政の現状」資料から続く
B 市政経緯 1998年市民の請願等(高齢者・障碍者の交通弱者対策)で「ところバス」開始、2015年「交通会議」
設置、2021年「交通協議会」設置、2023年1月「地域公共交通政策素案」パブコメ
C 事業現状 2022年4月「ところバス/ところワゴン」利用案内パンフのとおり
西武バス委託「ところバス」運用路線 6コース、1日全便数 66便
西武ハイヤー委託「ところワゴン」運用路線 2ルート、1日全便数 24便
2024年予算 ところバス 2億円、ところワゴン 38百万円
(KN氏)
「ところワゴン」柳瀬地域運行開始はワゴン車購入が遅れ、10月開始に延期。
(M氏)
③知りたい点
・国政の地域公共交通促進取組と所沢市への財政支援
・類似自治体の先進事例とクロスセクター効果検討
④今後の予定
・2022.07頃 出前講座「関東運輸局」
・2022.08頃 市政策の事前学習
・2022.12頃 出前講座「市・交通政策室」
(H氏)ところバスの乗客の分析が可能では?高齢者(100円)、障害者(無料)
(I氏)全体の説明が長い、聴衆の意見がある部分を中心に。
2)財政学習 H氏
・指定都市・中核市・施行時特例市
本の付表⑤所沢市と同じ特例市は2014年当時40市あったが、現在17市が中核市に。
主な事務が増加し、経費負担も年20億円かかるが、中核市を検討する時期に来ている。
・2022年所沢市会計一覧と予算額
一般会計予算1103億円だが、総計予算は2002億円。ほかに広域連合や、第三セクターも。
後期高齢者医療制度は団塊世代が3年後から増加する。県の事業であるが1割の保険料で維持できるのか心配だ。
国民健康保険も県事業に移管されて心配が減少。
3)その他
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