サークル傍聴席           2022年 活動報告           ところざわ倶楽部



11月活動報告                                       
定例会    所沢市出前講座   

    「所沢市地域公共交通計画(素案)」について 
 
~市の公共交通の現状と施策の理解を深めるために~



 

 日時:1128()午後2時~4

 場所:新所沢東公民館 研修室67

 参加者:「傍聴席」会員12名、会員外6名 (18)



 テーマ: 所沢市出前講座「所沢市地域公共交通計画(素案)」について
             ~市の公共交通の現状と施策の理解を深めるために~
 

 講師:所沢市街づくり計画部都市計画課 職員3名

 出席者: 会員17名(男性13名 女性4名)難聴補助2名

 資料:「所沢市地域公共交通計画(素案)」1部73Pのため掲載不可
     以下をクリックしてご覧下さい

   https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/shiseijoho/pubcom/ichiran/kokyokotsukeikaku_publiccomment.html


     所沢市地域公共交通計画資料1

1.「所沢市地域公共交通計画(素案)の説明

 1.1 施策の背景

   市地域公共交通会議の「持続可能な地域公共交通の取組」の答申

   「地域公共交通の活性化等」の法律改正で「地域公共交通計画」策定の努力義務

 1.2 計画の位置付け

   図1-2地域公共交通計画と上位計画・関連計画の関係(総合計画等との関係)

   図1-3地域公共交通と本市の街づくりの関係(リーディングプロジェクトとの関係)

 2.2 社会状況・経済状況

   図2-4年齢3区分別の人口及び高齢化率の推移・将来設計(高齢者増加)

   図2-7本市・県内他市の代表交通手段分担率(自動車>鉄道>徒歩>自転車、-バスは低い、他市も同じ)

   図2-13所沢市民の運転免許自主返納件数(令和2年時点11,134件 近年増加傾向)
3.1 地域公共交通の状況

   図3-2公共交通の利用圏域図(鉄道駅~800m、バス停~300mの公共交通利用圏 -市内人口等の約9割カバー)

   表3-2公共交通利用圏人口の割合(R2年 面積50.7km3、人口割合91.1%)

   図3-5ところバス年間利用者(R1 39.1万人、R2 28.0万人、R3 31.2万人)

 3.2 地域公共交通の利用実態

   図3-9利用者属性調査‐年齢構成(全体の65.5%が65歳以上)

   図3-11意見要望複数回答(6コースあるが、6割前後は運行が少ない・増やして)

 図3-12ところバス運行経費と収支率の推移(収支率が2割から1割に低下、理由はバスの耐用年数による入れ替え)

 図3-19路線バス、ところバス、ところワゴンを利用しない理由(必要がない19人、       自家用車が便利137人、運行本数が少ない103人など)

 4 現状・問題のまとめと課題の設定

   図4-1 6つの視点と3つの課題(公共交通から見たポイント整理)

   図4-2現状・問題、個別課題と解決に向けた視点(課題の整理と6視点)

 4.2 課題の設定(6つの視点と3つの課題)

1交通不便地帯の解消、2高齢者・移動困難者の移動手段確保、3公共交通を利用しやすい環境整備、4目的地に移動しやすい公共交通ネットワーク充実、5利用者増を目的とした地域に適した交通運営、6社会変化に応じた公共交通の整備

課題1生活のための移動手段の確保、課題2公共交通の利便性の向上、課題3自家用車からの転換と公共交通利用の促進

 5 所沢市地域公共交通計画

   図5-7 施策とスケジュール(施策01~14と令和5年度~9年度スケジュール)

   施策01地域の生活スタイルに合った公共交通の運行(ところワゴンの実証運行)

   施策12地域で育てる公共交通(特別乗車証、無料乗車証の普及)

 資料1所沢市地域公共交通計画の策定について(将来像に描いた取り組み)

  ・既存の公共交通網(鉄道と駅、主要道路と市外バス、市内バス、ところバス・ワゴン)

  ・将来像の公共交通(軸となる道路、隣接自治体との協働運行、自転車移動と公共交通の連携エリア、鉄道延伸計画、不便エリア、駅周辺まちづくり、観光資源エリア)

 パブコメ応募用紙

 

2.質疑応答(記憶違いはご容赦ください)

(K1氏)いい計画ですが、どれくらい実施できるのか?

回答 5年間の計画なので、実施は年度予算で検討される。

(S1氏)5年間でできるのか?

回答 多くの施策がある。実施できることから行う。

(H1氏)自転車は健康によいが、公共交通計画で検討するのか?

回答 自転車は検討しない。計画にシェアサイクルなどはあるが。

(O氏)5つの鉄道駅まで自転車で行けということか?

回答 免許返納者に自転車に乗れということではない。あくまで移動手段の一つ。

(K1氏)自転車は環境にやさしいが、道路は走りにくいし、駅には置場がない。

回答 施策ではシェアサイクルを取り上げている。

(M氏)ところバスは24年間の歴史があるが、結果はどうですか?

回答 ところバスのアンケート結果から、時間がかかる、距離が長い、本数が少ないの声。 新しい試みとして、三ケ島地区で1時間1本の狭山ヶ丘駅迄のところワゴンを開始した。

(S2氏)ところワゴンを見るが、乗客が少ない。実際の乗車率は?

回答 8名満員のとき、増車がでる。増車割合は、1ヵ月で数回程度ある。市HPで詳細な資料を公開している。

(I1氏)以前住んでいた流山市では、乗車率が高かった。30分に1本程度あった。

回答 所沢市では、路線バスとの兼ね合いがある。

(S1氏)柳瀬地区もワゴンの計画がある。しかし、ところバスのルートが変わり、不便になるところも出るときくが?

回答 柳瀬地区のところワゴンは来年3月実施予定。ところバスのルート変更も予定。

(U氏)コミュニティバスは今後の方向性なので、使いやすく充実してほしい。

回答 西武バスには、スマホでバスが来る時間がわかるアプリがある。検討したい。

(I2氏)道路を作るため10年以上かかると聞いたが?
回答 54P施策03交通環境の改善による定時運行性の確保のとおり道路整備を行う。

(K1氏)資料の将来像をみると、所沢駅に集中している、小手指、新所沢はどうなるのか?

回答 所沢駅は中心市街地であるが、すべての鉄道駅や主要道路なども街づくりの拠点。

(H2氏)サクラタウン、狭山丘陵など観光資源も検討してください。

回答 将来像にも表示している。路線バスが土日にカルチャーパークを経由する。

(M氏)公共 交通は市民との懇談が大切です。地域の意見交換会を実施してほしい。

 また、パソコン検索でところバス2022年終了の資料が出てきたが?

回答 交通会議を中心に運営している。ところバスは現在も運行している。






 


   傍聴席のブログを参照下さい

 

3.倶楽部報告と次回連絡

 ①ところざわ倶楽部の会費徴収は12月例会のとき

 ②12月例会は「今期開始した3グループ活動実績を振り返り、今後の活動を考える」テーマで12月19日(月)午後2時開催予定、場所は新所沢東公民館 研修室1号

 

以上