食を通して所沢を知る会         活動報告          ところざわ倶楽部


三崎港の本場マグロを食す


2018 03 27  
  記  田村 健一郎


◆実施日:2018-03-06()  ◆参加者:10名    ◆場所:三浦市 三崎港



行程

 “口福”をもたらしてくれる『京浜急行みさきまぐろきっぷ』があることを知り所沢駅を9時に出発して、

 浦・三崎へ向かった。


 京急品川駅で『みさきまぐろきっぷ』を購入して、京急三崎口駅下車後、京急バスで三崎港に1230分に

到着した。

 バス停で降りると、すぐ目の前に三崎港が広がっており、徒歩3分の「割烹旅館 立花」でまぐろづくしの昼

食を心ゆくまで堪能した。別に事前オーダーした「まぐろのかぶと焼き」は
圧巻であった。

   

  事前予約の「まぐろのかぶと焼                   マグロ料理に堪能      


 昼食後、2時間かけて三崎・下町エリアの見学・見物を終えて、三崎港/京急バス15:43発⇒京急三崎口⇒

 JR
品川⇒高田馬場経由所沢駅に1835分過ぎに
帰着した。


三崎・下町エリアの見学・見物場所の紹介:

   古くから漁港として栄えてきた三崎は下町エリアにあたり、最近のグルメブームに乗って、市外から美食

  家が多く訪れていることも手伝って、マグロ料理を中心とした飲食店が腕をふるっている。

 ①みさき魚市場:正式名は「三浦市三崎水産物地方卸売市場」。三浦市が管理している公設市場。カジキ、イ

  ワシ、イカなどに加え、主要な冷凍マグロが14001000本ほど
取引される全国でも屈指の市場。

  2階には入札風景が見られる見学通路が設けられ、冷凍マグ
ロの活気ある取引風景を間近に見ることができ

  る。売買は午前8時頃から1時間程度がピー
クなので、残念ながらセリの状況を見る事はできなかった。

 ②三崎港産直センターうらり:13の店舗が並び、マグロをはじめ、三崎港で水揚げされた魚、水産加工品、

  地でとれたて野菜など三浦ブランドの土産が豊富。


  「三浦・三崎おもひで券」で、海産物のお土産と交換できる。

 ③本瑞寺(ほんずいじ):三浦一族の菩提寺であり、頼朝の「桜の御所」跡に建つ寺。

  隣接の光念寺へと続く高台の道からは、三崎下町や城ケ島大橋、北条湾が一望できた。

 ④海南神社:光念寺の先から階段を下りた所に、1000年の歴史をもつ三浦半島の総鎮として創建され、境内

  には源頼朝のお手植えといわれる樹齢800年の大イチョウがある。 

   

  海南神社                        本瑞寺にて



河津桜見物

  三浦海岸は、関東で有数の広さを誇る海水浴場であり、三浦海岸駅から小松ヶ池公園にかけて線路沿いに、

 三浦海岸桜まつり
25日(月)~34日(日)が行われる。河津桜は開花時期が早く、花がピンク色な

 のが特徴です。早咲きの種類に分類され、緋寒桜、早咲き大島桜の自然交配種と考えられています。京浜急行

 「三浦海岸駅」で下車して、
“河津桜見物”(徒歩約10分)が出来るが、今回は車窓からの葉桜見物となっ

 た。


   

    葉桜となった河津桜                       三崎港         



参考資料

 ・「みさきまぐろ きっぷ」に関わるホームページ

    http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/fare.html

 ・「みさきまぐろきっぷ」京浜急行品川駅で購入3500

    電車&バス券+まぐろ満腹券+三浦・三崎おもひで券

 ・まぐろ豆知識(割烹旅館 立花 の資料より

  キハダマグロ:体全体が黄色っぽいので黄肌と呼ばれているこの魚は、生きて船に揚がってくると金銀紛を

  ちりばめた鮮やかな色をしているので、マグロ船員は、「大きな熱帯魚をみているようだ」さえいいます。

  ミナミマグロ:地球上の南緯側、オーストラリア、ニュージーランド、ケープタウン沖といった冷たい海で

  獲れます。このため豪州マグロとかインドマグロともよばれています。

 本マグロ:目が黒いからか、肌がまっ黒だからか、この名で呼ばれています。大きいものだと600キロ近

  い大物が獲れた記録が残っています。

 メバチマグロ:目玉が大きいので「目鉢」と書き、大きいものになると一尾で250キロ以上の魚体になる

  ものも確認されております。