■実施日:2018年11月21日 ■参加者:23名 ■場所:笠間市芸術の村、他
昨年の「渋沢栄一生家を巡る」バス旅が好評価を得て、今年度もということでバス旅を計画しました。今回はメンバーのリクエストにより「笠間市芸術村と牛久シャトー」に決まり、晩秋の一日をたのしみました。
行程:所沢駅東口 ⇒ 春風万理荘 ⇒ 笠間稲荷神社 ⇒ 笠間日動美術館 ⇒ 牛久シャトー
⇒ 所沢駅東口
所沢駅東口7時50分に23名が集合。当日の参加者は食トコメンバーを中心に、ところざわ倶楽部の他サークルの方々そして知人にお声掛けして賛同を得た皆様です。定刻の8時、笠間市目指し出発。
最近は道路の渋滞情報がリアルタイムで分かるようになりドライバーのアドバイスもあり、少し遠回りとなるが圏央道を行くことになりました。高速道は好景気の影響か?荷動きが多くなっているものと思われ、大型貨物車の走行が多く見られたものの、約2時間のドライブは順調に走行、和気あいあいのなか最初の訪問先である春風万理荘に到着。
「春風万理荘」は北大路魯山人が住居としていた茅葺き民家を北鎌倉より移築して名付けられた建物です。隣接の駐車場はすでに一杯で、裏手の駐車場も手狭のなかバス2台もありいっぱいの状況です。建物の中も見学者が多く、茶房「春風庵」での抹茶をいただくも入れ替え制で落ち着いた雰囲気ではありませんでした。しかし広大な庭園はモミジの色鮮やかさで紅葉の見ごろを迎えていました。
次は菊祭りで賑わう笠間稲荷神社の参拝です。
日本三大稲荷の一つとして広く知れ渡っている笠間稲荷神社の菊祭りは、日本で最も古い菊の祭典で明治41年より始めたもので、今年で第111回の歴史を誇っています。境内のいたるところに色鮮やかな菊花の大輪が展示されていました。
神社も菊祭りも楽しんだ後は待望の昼食です。
参道にある(そば処つたや)で笠間名産のそばの麺セットを注文。そば造りの技術と伝統を生かした本場の常陸秋そばを堪能しました。最後にオリジナルのそばいなりを食しました。大きないなりで濃厚な甘辛の味付のいなりで中に入っているそばが一層美味しさを増しました。
食後は笠間日動美術館を見学しました。企画展示館、パレット館、フランス館、野外彫刻庭園からなる広大な美術館です。企画展示館は年間5回前後のさまざまな企画展開催があります。
今回の企画展示は日仏友好160周年・没後50年藤田嗣治と陽気な仲間たちの開催です。
最後は日本初の本格的ワイン醸造場です。実業家の神谷傳兵衛が葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰めまで一貫して行った牛久シャトーです。
神谷傳兵衛記念館では、当時のワイン作りの歴史を学ぶことができます。
樽の並ぶ部屋など当時の雰囲気を味わえたうえ,ワインショップで4種類の試飲ができました。浅草にある電気ブランで有名な神谷バーも神谷傳兵衛の開設です。
帰路は丁度帰宅時の渋滞に入り40分程度所沢着が遅くなりました。そのようなバスの中シャトーショップで求めたワイン(赤・白・ロゼ)を味わいながら大いに親睦を深めることが出来ました。
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