食を通して所沢を知る会         活動報告          ところざわ倶楽部


ミニ講演会 報告「たまごの話 いろいろ」

           ~その栄養と機能性~   


2018 -10-06  
  記  曽部 康子

■実施日:2018年10月2日(火)  ■参加者:20名  ■場所:ふらっと 会議室

 卵かけご飯の美味しい食べ方は? と、聞かれたら皆さんはどの様にお答えになりますか?

 いつの時代でも私たちの食卓に欠かせない卵、そんな身近な卵についてのミニ講演会を食トコの会員である玉上佳彦氏にお願いして「ふらっと」2F会議室で10月2日(火)10時~12時開催されました。

 「たまごの話いろいろ」 と題して

 日本では自給率96%といわれ、手ごろな価格で安心して美味しく食べられている食材です。そして、1パックМサイズの平均価格は昔から大きな変動のない物価の優等生だそうです。
 何故、自給率96%になり得たか。なぜ、物価の優等生になり得たか。世界と比較して日本の生産量や消費量はいかに?

 そして、誰もが気になる卵の摂取量の効果と効用とリスクとの関連。知っているようで知らない卵の正体を、プロジェクターを使用しながら専門家の目からいろいろと詳しく2時間に亘ってお話を聞くことができました。

   
   

   

   
 講演内容の一部をご紹介します。

1 鶏は3種類あり,卵殻の色調は栄養分には違いがないこと
    羽根が白色の鶏は白色のたまご、褐色の鶏は褐色の卵を産卵するようです。

2 卵黄の色(淡黄色~赤色)は色素の添加によるもので栄養的には変わらない

3 卵摂取量と総コレステロール、動脈硬化症発症、糖尿病発症リスクとは関連はあまりない
      講師の玉上氏は毎日3個以上卵を食べているのに、コレステロール値は非常に低いようです

4 卵の鮮度、保存期間、加工品、表示 について

5 養鶏農家の設備と鳥インフルエンザ対策について


 質疑応答も時間を超過してしまうほど活発に様々な質問がありました。

 完全栄養食品といわれていますので関心も高く昨今の情報過多ゆえに、自分の中にあった疑問を伺っていたように思いました。それらの一つ一つに身振り手振りを交えて丁寧に対応してくださいました。会場内の雰囲気は笑いがあり、和やかで2時間はあっという間に過ぎていきました。

 ご参加くださいました皆様に感謝申し上げます。

 ご協力ありがとうございました。


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