■実施日:2017-1-10 9:30~13:00 ■場所:中央公民館 調理室
■参加者:16名(他のサークルより2名) ■講師:小林秀子 先生
昨年5月20日の朝日新聞に 食文化研究家 魚柄仁之助さんの「庶民の知恵で満腹感」と題して「里芋おはぎ」の作
り方が掲載されていた。
所沢の名産でもある里芋を使用するおはぎということで飛びついた会員の案で、今年の地産地消の料理教室は毎年ご指
導いただいている小林秀子先生にお願し「里芋おはぎ」を作ってみることにした。
小林先生も「里芋おはぎ」は初めてということで「新聞に載っている作り方通りに皆さんと一緒に考えながら作ってみ
ましょう」と言って下さり始まった。
調 理 風 景 |
<おはぎの作り方>
うるち米、里芋、塩
① 皮をむいて薄切りにした里芋を米の2割ぐらい混ぜて炊く。
② 炊き上がったら、熱いうちにすりこぎでご飯と里芋をつぶす。
③ うすい塩味を付けて「おはぎ型」に丸める。
<あんの作り方>
ココアみそあん・ずんだあえもどきあん・きな粉・白みそ・つぶしバナナなどがあったが、今回私たちは、
「あずきあん」と「きな粉」で作ることに。
<けんちん汁の作り方>
① 大根・ニンジン・里芋はいちょう切りに。
② ごぼう、ささがきにして水にさらす。
③ こんにゃくは、長さ2センチ、幅2ミリの短冊切りに。
④ 油アゲは油抜きした後、縦半分にしてから細切りに。
⑤ 長ネギは小口切りに。
⑥ 鍋に油を熱し、豚肉、ゴボウを炒め香りが出たら大根・ニンジン・こんにゃく・里芋を炒め油が
なじんだら、出し汁を入れてかくし味の味噌を入れる。
⑦ 豆腐と油揚げを加え煮る。醤油、酒で味を整える。
⑧ 吸い口(吸い物に添える香味)として長ネギ、七味を入れ添える。
おはぎ けんちん汁 |
各グループは、おはぎ、けんちん汁を手際よく仕上げた。
あんで包んだおはぎ、黄な粉をまぶしたおはぎ、中にあんを入れ黄な粉でまぶしたおはぎを楽しみながら作った。
テーブルには、うるち米とは思えないモチモチ具合のおはぎ、けんちん汁、ホウレンソウとシーチキンの大根おろし和
え、小林先生お手製の煮豆、白菜の漬物、大根のゆず巻と赤かぶの酢の物、だしをとったあとの鰹節の甘辛煮、テーブル
からはみ出しそうにたくさんの昼食をたのしんだ。
食 事 風 景 |
担当:山本苗子・平野公子・大山 豊
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