ところざわ倶楽部            活動報告    野老澤の歴史をたのしむ会


第6回 狭山三十三観音霊場巡り


2017- 4-10    記 三島 昭雄


 ■実施日:2017年4月6日(木) ■参加者:13名 ■場所:狭山三十三観音 30番~33番

 

 狭山三十三観音霊場巡りは2014年から実施し、本日第6回目で結願を迎えることとなった。


 今回は30番 松林寺、31番 聴松軒、32番 慈眼庵、33番 妙善院の4カ所である。

 随所に桜が満開のなか、狭山ヶ丘駅9時35分発の「ところバス」に乗車、「林」で下車して30番 松林寺に

向かう。



30番 松林寺

 本尊は千手観音で 吟國(承応2年1653年寂)が開山となり創建したといわれており、武蔵野三十三観音霊場

15 番でもある。参道には立派な4基の燈籠が立っているが、現西武ドームの地にあったのを移築したもので、

いわくつきの燈籠である。



31番 聴松軒

 松林寺から聴松軒に向かう途中、しだれ桜で有名な金仙寺で休息、見事なしだれ桜を堪能する。

 民家の横を通って少し坂を上がったところにひっそりと佇んでいる。本尊は馬頭観音で、金仙寺の住職が宝永年

間(17041710)に創建したといわれている。


 昼食を取るために聴松軒から早稲田大学の構内を通って学生食堂に行く。まだ、春休みのせいか、学生の姿をあ

まり見かけなかったが、各人それぞれ好みの食事をする。
 

    

      30番 松林寺 門前               31番 聴松軒 般若心経斉唱    



32番 慈眼庵

 人家より離れた丘の斜面に入口があり、門のない入口となる姿で正観音とも呼ばれる。本尊は聖観音で、納経等

は33番 妙善院が管理している。


 なお、ここから「クロスケの家」は近いが休館のため見学は出来なかった。


33番 妙善院

 狭山三十三観音霊場結願、また、武蔵野三十三観音霊場14番である。

 光輪山三ヶ島寺と号し、旧前沢村(東久留米)浄牧院の末寺で、本尊は白衣観音、行基の作といわれる。


 本日で狭山三十三観音霊場巡りは終了した。「大日堂バス停」からバスで小手指駅下車。

 ここで解散としたが、「結願」を迎えたので、有志(10名)により、駅前の「やるき茶屋」で懇親会を持った。


   

32番 慈眼庵 般若心経斉唱          33番 妙善院 結願  


                                        担当:三島昭雄・戸田チイ子・山本苗子