次回の予定等を確認してから、15分程歩き時宗総本山の遊行寺に参る。関東大学箱根駅伝で有名な東海道の遊行寺坂に面してい
る。境内には小栗判官、照手姫主従の供養塔や藤沢周平の「長門守の陰謀」の主人公酒井長門守忠重(庄内藩主酒井忠勝の弟)ゆか
りの六地蔵や供養碑がある。境内は広く宝物館もあり見どころも多い。
惣門のすぐ脇には国定忠治の子分の板割の浅太郎の墓があり、出家してからの浅太郎の精進振りが説明されている。もっとも大半
の人は浅太郎を知らない。
惣門を出て藤沢宿を歩き藤沢駅には3時20分に着く。本日の歩数は約24,000歩で約14㎞は一寸疲れた一日であった。帰りは
電車の乗り継ぎも良く新秋津には予定の5時に帰着する。
次回はいよいよ最終回であるが、新田義貞の鎌倉攻めで有名な稲村ヶ崎経由で八幡宮まで歩く予定である。お楽しみの打ち上げを
どうするかは皆さんの意見を聞きこれから考えてみたい。
今回私たちの会がここまで順調に歩けたのは「所沢の鎌倉街道を歩く会」の岩田武夫さんの御協力に負う所が大きい。改めて御礼
を申し上げたい。また、文献として「旧鎌倉街道・探索の旅―上道編」芳賀善次郎著(さきたま双書)を参考にした。
担当:原 正次・小川 雅愛・佐藤 八郎