展示資料室解説 10:30~11:00
ボランティアの方は音声ガイドをもとに解説された。ビデオ映像で見た経過を実際の資料で検証する感じであった。
葭子の日記や日誌(おもに友人やわが子、師とする人などとの書簡集)の生の資料を多く見ることができて、臨場感が高ま
った。女性らしいきれいな字で丁寧につづられており、誠実な人柄を感じさせられる。
掛け軸の短歌の秀作も周囲に展示されていて、じっくり鑑賞するには時間が十分ではなかった。
日記とは別に、「できるだけ多くの歌をよむこと、健康であること‥‥」を紙片にしたため、座右の銘のように掲げてあ
るのが印象に残った。こうした目標があったから多くの歌をよめたのだと思う。
各人、説明の合間にガイドに質問して、疑問点を解決して資料への認識を深めていた。
◆中氷川神社 歌碑鑑賞 ほか 11:25~12:00
〇歌碑鑑賞
中氷川神社の歌碑は 生誕地に因んで、有志の方々の寄附をもとに建立されたと聞く。
三ケ島まちづくりセンタ-(公民館)から最短距離の小道を20分ぐらい歩き到着、ここまではガイドはつかないので、自
力で見て歩いた。
ここの碑は神明社の碑に比べ、文字がくっきり刻んであって読みやすい。どういう情景のもとで読まれたのか推察するし
かないが、三ケ島葭子百首選にも掲載されている秀作の一つである。碑をバックに記念の集合写真を一枚撮る。