ところざわ倶楽部            活動報告    野老澤の歴史をたのしむ会

  第5回 狭山三十三観音霊場巡り


2016-11-12    記 山本 苗子
  


 ■実施日 2016 11-10(木) ■参加者:13名 ■走行距離:9.3キロ


 行  程 

  小手指南口より早稲田行きに乗車、芸術高校前下車、これより徒歩

  29番(西勝院)⇒28番(西久保観世音)⇒26番(山際観音堂)昼食 ⇒27番(寿昌院)


●29番(西勝院)

 西勝院の創建年代は不詳ながら、一説に聖武天皇が全国に建立を命じた国分寺の一つではないかともいわれている。

 後に加納下野守が(宮寺館跡)へ移転したという。


●28番(西久保観世音)

 境内にはブランコなどがあり、さながら公園のよう。

 神亀5年(728年)春、行基が全国行脚の途中、堂を開いたのが始まりとされる。

 樹齢1000年ともいわれるカヤの樹は、市第一の古木。


   

     29番 西勝院            28番 西久保観世音・般若心経斉唱



●26番(山際観音堂)

 茶畑が広がる山裾の一角にポツンとお堂が見える。

 明治初年の宮寺地誌略に「保元、平治のころ村山貫主頼任の息、宮寺五郎家平堂を建立す」口碑あり(平の清盛の治世)

 現在の観音堂は昭和45年に寄付を募り建立されたもの。


●27番(寿昌寺)

 境内には1730年に建立された、高さ120㎝の石造閻魔大王坐像がある(市指定有形民俗文化財)

 三間四方の観音堂は1822年狭山市笹井に創建された。

 この寺には昭和58年に移築された(一部改築)



   

26番 山際観音堂・般若心経斉唱           27番寿昌寺    

                                                                                                                                 (参考資料はネットより)



 天候に恵まれ赤く色づいた、けやき並木、様々な草花、ゆず、柿、はや瓜、傾斜を利用した段々畑のような、丸く刈り込んだお茶

には、ポツン ポツンと咲いている白い花が今の季節を主張している様に見えた。


 季節を外れて咲いている朝顔も私の季節といわんばかりに咲き誇ってる。

 小高いところで見る景色に感動、「また春来ようね」の声。

 裾野の近くまで白く見える富士山に送られてバスにて入間駅に着き、解散をした。

 9.3キロの行程でした。

                                       担当 三島 戸田 山本




28番 西久保観世音