■実施日:2016-05-21(木) ■参加者:39名
所沢駅8時55分発で出発。「野老澤の歴史をたのしむ会」の他に「葵の会」「アジア研究会」や単独参加3名を合わせて総勢39名
という大所帯となりました。
八高線の高麗川駅で下車して好天の空の下、20分程歩いて高麗神社に到着しました。
高麗神社宮司高麗文康氏の説明による神社内や高麗住宅を30分程見学しました。
神社内に入り「建郡1300年の歴史」の講演を聴きました。プロジェクターを使った丁寧で解りやすい説明に感心しました。その概
要は《日本書紀》《続日本紀》《高麗氏系図》によると高麗神社の御祭神高麗王若光は、高句麗
(高麗)からの渡来人です。霊亀二(716)年武蔵国に高麗郡が置かれ若光は渡来人の高い技術でこの地を開拓しました。初期の
渡来人は1799人と云われています。
その遺徳を偲び造られた霊廟が、高麗神社の始まりで、代々若光の子孫が宮司を務め現在で60代目となります。
現宮司の高麗文康氏は昭和41(1966)年生まれ。多方面で活躍しています。講演などの主なテーマは「高麗郡健郡1300年事業
とは」「古代東アジアの国際交流」「高句麗の歴史」「高麗郡の歴史」「高麗神社の由来「高句麗からの渡来人の歴史と足跡」など
です。
また、著書に「陽光の剣」(幹書房)があり、合気道5段でもあります。
約1時間の講演も終わり質問なども活発に行われ関心の高さには驚きました。
12時30分 仕出し弁当や好みの弁当などでの昼食会。
帰路は、八高線の高麗川駅と西武線の高麗駅に分かれました。高麗駅グループは聖天院に寄り、初代宮司若光を偲びました。
高句麗神社扁額 第60代高麗文麿宮司 文麿宮司による講演
高麗神社社務所 |
|