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弥生の散歩 砂川遺跡の梅 
2016 3-12 投稿者 仲山 富夫

 

今日は久しぶりに、砂川遺跡に行こうと決めた。

砂川遺跡

 所沢市で最初に発見された旧石器時代の遺跡である。

昭和41年から発掘調査が行われ、ナイフ型石器を含む769点の石片が出土した。石器類の出土地点の全記録

と出土した石器類の接合という作業が初めて試みられ、ナイフ型石器類の制作工程が明らかとなった。当時の

人々が常に石を携行して移動し、そこで石器を作ったり、他の場所で作ったものが持ち込まれたり、持ち去った

りするなど、人々の生活や動きが実証され、日本の旧石器時代の研究に大きな成果をあげた。出土した石器類は、

「砂川遺跡出土品」として、国の重要文化財に指定され、明治大学博物館に所蔵されている(ネットより、

一部参照した)。わが所沢には博物館がないのである。


 これらのことは、市民大学時代に学習した。

 
 今、狭い土地の砂川遺跡は、静かに佇んでいた。


 梅の花が咲いている。




遠くに、砂川が細く流れているのだが、見えない。

 茶畑が続く。


    




    




    


砂川遺跡の梅は、なぜか一番先に観たいのである。

 今日も、静かな静かな平地です。




           
砂川遺跡の梅  仲山富夫