心ひとつに願いを込めてバルーンリリース |
★ 賑やかに歌・踊り・マジック
歌手の松山千春が、松巌寺本堂裏の広場に作られたステージに突然現れて、伸びやかな透き通った
声で数曲を歌い始めました。近くの市民と多くの被災者や我々ボランティア40名を励ますため笑い
を含めたスピーチで会場を沸かし、さすがプロです。続いて、ソロの女性シンガーや小中学生の男女
の踊りなどで大いに盛り上がりました。しかし夕暮れ時の10分程、雨・かぜ・ミゾレが急に降り出
し、あの6年前と同じ寒い夜が再現したようでした。
それにもめげずテントの中の被災者などに向かって私はマジックを披露しましたが、とっても寒い
中にも関わらず真剣に聞いて見てくれて、そして大声で笑い転げているのを目にして、「今日のこの
日に、この場所に、来てよかった」と強く感じました。
★ 「心の復興」はまだまだです
私から最も申し上げたいことは、この大震災から多くのことを学び「明日は我が身‼」と受け止め
て関心を持ち続けてほしいことです。最近、テレビで被災に関するCGの放送がありますが、あれは
「警報・警告」です。(つづく)