「聖火リレー」とは? その公式の文章では、
「1936年の第11回ベルリン大会から聖火リレーが行われるようになりました。 聖火は、古代の儀式にのっとり、4年ごとにヘラ神殿正面で、巫女に扮した女性たちの手で太陽から採火され、 主催地へとリレーで運ばれます。聖火リレーは、近代オリンピックに関する規約「オリンピック憲章」に1952年から明文化され、今日のオリンピック大会まで引き継がれています。」(第1章の13項に規定あり)
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「募集要項」 公募概要の10数ページの隅から隅まで何度もじっくり読みました。政治的・宗教的な「禁止事項」や個人情報と肖像権などの「同意事項」に加えて「免責事項」、それに多くの「注意事項」などを了解した後、2019年8月14日にネットで申し込みました。
申し込み先は、「プレゼンティングパートナー」の①コカ・コーラ②トヨタ自動車③日本生命④NTTの4社に加えて、⑤都道府県1か所の、最大5か所に申し込むことが可能でしたが、私はその内4か所に申し込みました。それから4か月間、じっと結果を待っていました。
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私の応募文(組織委員会が策定した「5本の柱」から選択した例に沿うこと)の1部を紹介します。
自己PR・応募動機(200字程度)
『◎私はホノルルマラソンや東京マラソンなど約90回の大会に出場。◎北海道の稚内市から沖縄県糸満市まで、ランニングと自転車で「日本列島縦断」を完走。◎趣味のマジックで、東日本大震災の被災地を訪ね、とても喜ばれ「また来てねー、必ずね!」と求められ「笑顔を届ける」ことが「心の復興」に直結していることを痛感。被災者との出会いが30回を超えました。◎この経験から「地域コミュニティの大切さ」という主題の「防災講演会」の講師を務める。』
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「内定通知」の日 12月12日、いつもより早めに起床してメールをチェックをしたら、NTTから0:01発信で「・・・数多くの応募の中から厳正な選考の結果、東京2020オリンピック聖火ランナーとして貴方が選出されました。おめでとうございます!」との文字が目に飛び込んできました。緊張しながら、もう一度再確認しましたが、間違いありません。そこで思わず「やったーーー‼」と声を出して叫んでいました。(学生時代の「合格」とか資格試験や採用試験の「合格」の発表の時のような緊張感を久しぶりに体験できました。)
しかし、その文に続いて「正式な決定通知は改めて・・・12月25日に・・・」とありました。
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「正式な通知」の日 25日は、早朝からとても長~~~い1日でした。何度も「間違いないだろう」と思ったり、ひょっとして「最終選考で『落選』になったのかな?」と思ったり・・・。待つこと10時間後、就寝前にPCをシャットダウンしようとした時、20:50発信の「東京2020組織委員会」から「正式な通知」のメールを21:20に見つけました。とにかくホッとした夜でした。
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新しい年・2020を、健康で、平和な5大陸の世界を、心から強く願いながら、前向きに生きていきたいと思っています。 (つづく)
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