市民大学に2度入学
市民大学は15年ほど前ちょうどオカリナを始めたころ入学した。友達に薦められ、13期に入学。卒業の次の年に市民大学は2年制になり、何故かまた入る気に!15期期に入会。2年制になってからは入会制限が1回限りになった。卒業後、卒業生の会「ところざわ倶楽部」に入った。そこで幹事を2年やり、幹事が終わり直ぐの頃、オカリナをやっていた事も有り、文化祭を立ち上げたくなり、後任の渡辺さんに働きかけた・・・ その文化祭が縁で鼻笛を吹くことに!
ミヤコタナゴ被って!~私は夢の東川~
市民大学13期の発表会でのオカリナ演奏
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鼻笛奏者との出会い
文化祭は自分が言い出しっぺで始まったものであり、毎年おこがましくも舞台に立たせてもらうことにした。クラブの二期目の会長は女性で、知人の鼻笛を吹く方に舞台を薦めたら、一人では無理なのでオカリナと一緒に吹きたい!と言われ、「岡本さん鼻笛を吹く方と一緒に出てくれませんか!」・・・
ところざわ倶楽部第一回文化祭 オカリナ演奏 |
鼻笛は一度聞いたことが!
声を掛けられる1年ほど前、朝霞公民館で「音を楽しむ会」が有り、生きがい大学の同級生から紹介され毎年オカリナを吹いていた。その時、狭山市の市議会議員の中村さんから珍しい鼻笛と言うものを吹いて聴かされ、びっくりしたことが有った。その方はハモニカも超一流だった。
何度やっても音が
鼻笛奏者の斎藤さんとは面識もなく、電話で一度お手合わせをすることになり、中央公民館の音楽室でお手合わせすることになった。良く似た者同士で、お互いに手作りのオカリナと鼻笛を持って来ていた。斎藤さんは竹の鼻笛。自分は陶器。オカリナはすぐ吹けるが、鼻笛は全く音が出ない!斎藤さんにあの手この手で30分ほど教えて貰い、やっと音が!今度は音階を出すのに一苦労! しかし、一旦要領を掴むと知っている曲は何でも吹ける。ビックリ仰天。
斎藤さんの鼻笛と自分のオカリナ コラボ実現
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不思議な楽器
斎藤さんほどではないが、歌える曲は楽譜なしで、目を瞑っていても吹ける。楽譜のおたまじゃくしを追っ掛けて演奏するのでないので、音痴は音痴のまま歌になる。更に不思議なのは音域が広い!ピアノほどではないが3オクターブ以上も出る。しかも、一緒に合奏する人の音階に自然に合ってハモルことも出来る。世にも不思議な楽器! まだどうしてそうなるか原理は解明出来てない。自分なりに考えるに、頭で歌えば、そんな口に自然になり、音が変わり、それを無意識に頭が反応し!?
手作り
今では。どこに行くのもカバンに手作り鼻笛を偲ばせている。自分は陶芸をやっていたのでオカリナが作りたくて始めた。顔面麻痺になった時にオカリナが演奏会で吹けなくなり、急遽、鼻で吹くオカリナを作り、何とか演奏出来た経験がある。
その経験も生かして鼻笛も自己流で作った。単純な構造なので、斎藤さんから貰った竹の鼻笛を見様見真似で作り捲った。改良の連続!やっとお気に入りが出来て、そこで終わり! 自分は改善の過程が大好きでピークに来たらそこで興味が無くなる性分。
この顔ではオカリナが吹けず、鼻息オカリナ試作 左:斎藤さんの手作り鼻笛
右 自分の手作りオカリナ
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世界に一個の鼻笛
いろいろ作っている過程で、形にも拘り出した時、ふと!人間の鼻には穴が二つ有る!吹き口の穴を二個にしようと思い付いた。鼻笛は市販されてないがインターネットの世界では売られている。しかし、どこの国のも穴は一個!穴が二個あると、どっちかが駄目になっても、大丈夫。人間の鼻もそのために穴が二個!?今持ち歩いているのは穴二個。
次々いろいろ作成 |
心にやさしい音
鼻笛の材料は、木、竹、プラスチック、陶器等いろいろである。自分は陶芸をやっていたこともあり、土の鼻笛一辺倒! 土なので落ち着いた心に優しい、吹いていてもうっとり!自分だけかも!皆さんも良い音と言ってくれる。プラスチックの鼻笛と比較して聴いて貰うと歴然!
生きがい大学学園祭での鼻笛演奏 フリーハンド鼻笛 考案の図面 |
吃驚する顔
自分はどこに行っても人様の迷惑にならないとこでは、「“鼻笛”知っていますか?知らない! では・・・」オカリナを吹き、聴いて貰う。周りに迷惑にならないように!なぜここまでするかは、びっくりする顔を見るのが楽しい!嬉しい!止められないからである。傍から見ると馬鹿丸出しではなかろうか! それでも・・・
型紙作り 音を楽しむ会で鼻笛演奏
2穴の鼻笛 ~自分が初めて作った~ |
その鼻笛作りに手が出なくなった
鼻笛を作る時には、鼻から鼻息を入れ、口に咥えて音を出す。鼻息全てが口から肺に入る。従って、粘土の粉?が知らず知らずに肺に入れることになる。そのことに気付いたのは、咳が酷くいつ死んでも可笑しくない状態になった時!はっと気づいた! そう思った途端に、鼻笛作りに手が出せなくなった。これまで、改善を重ねながら作った鼻笛は“自分の命の結晶”かも知れない“ 大事にしたい。
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