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「ゴルフ ホールインワンの思い出」

                        2020-7-1 記 小嶋 一郎

   


ゴルフ好きの私は、現在は肝臓病による抗がん剤治療のためゴルフは遠い昔となってしまいました。私のゴルフ歴は長く、昭和43年の呉時代に始めて、今年で足掛け53年になります。現在は所沢に住んでいますが、仕事の関係で呉、相生での暮らしが数年続き、この間は長期出張が多く、おかげで北海道から九州(種子島)とゴルフバック携えての出張生活でした。

 そんな中誰でも一度は達成してみたいと思うホールインワンは平成413日に実現しました。

 以下に 「ホールインワン 1994年(平成4年)13日」記事を示します。

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「ホールインワン達成」           1992年(平成4年)13日小嶋記

ゴルフを初めて一度は達成してみたいと思っていたホールインワンは意外な時に達成した。1992.1.3いつものゴルフ仲間Oさん、K嬢それに今回はOさんの同級生Sさんの4人でした。場所は埼玉県上尾市のリバーサイドフェニックスゴルフクラブでした。

 10:00INスタートの遅いものであった。天候は風もなく暖かい日で正月でもあり4人はなんとなく緊張感がない状態でのゴルフ。しかし私は今年のゴルフ目標をハーフ45トータル90以内を目指していたので気を緩める事は出来ないのですが、どうも今日の雰囲気から緊張感がなく中途半端な状態での後半のハーフを迎えていた。

 遅いスタートのため、後半の4ホールを残して太陽は沈みかけ、少々寒さを感じる状況であった。私は昨日から下痢状態でしたのでセータの中にさらにベストを着こみ暖かくしてのラウンドでした。

 もう日は沈みかけ8番ホール184ヤードを迎えた。オーナは前のホールパーのOさんでしたが、なぜかそのオーナを飛ばし(順番違反)、自分は3番アイヤンでティーショットしてしまった。ボールは低く真っすぐ行ったなあと思っていたところ、8番のグリーンで待っていた前のパーティから入った、入った・・の大騒ぎ、私はもう薄暗くなっていたためか何だかわからない状態でした。他の3名も打ち終わりグリーンに向かった。それがホールインワンだったとは??・・。

 前のパーティ4人は見知らぬ人達であったが待っていてくれて、おめでとう・・握手、握手・・・の大歓迎。ボールは3バンンド目くらいで入ったとの事でした。

 このホールに向かう前、もう薄暗い、この状況で私はなぜか、ここはホールインワンを狙うと宣言してのティーショットでした、その予言が適ってしまったのである。他の3人もまさかと思って半信半疑、注目はしていない、ホールインワンとはこのような状態の時に起こるのでしょう。

 このホールはショートで一番長く(184ヤード)、しかもアゲンストでは1ウッドで打つくらいのところ。ホールインワンにはスホンサーが付いていて、キリンビール3ヶ月分商品付きのホールでラッキーこれを頂く事が出来た。今日は遅いので祝賀会は後日と約束して帰った。

 帰ってゴルフ保険を見ると30万円もらえる事が分かった。しかし会社のゴルフ仲間や同僚へのプレゼント、ゴルフ場への記念樹(ハナミズキ)の購入費がかさみ大幅な赤字でした。

 今日はショットはあまり良くなかったが、目標90台以内に向けて気を抜く事なく頑張ったためのご褒美だったのでしょう。運も良かった実はこのホールの二つ前6番ホールではティーショットは大幅に曲がり、あわやOBでしたが木に当たりフエアウエイにもどりパーで終っている。

 今年は正月から縁起が良い、11日にもゴルフして864343)で回っていた。運が良い新年を迎えていた。
 

                      
 

     注:写真右は後日リバーサイドフェニックスゴルフクラブでのホールインワン達成       のアウト8番ホールの記念樹(ハナミズキ)前で友人との記念写真です。
      

     ホールインワンは左のグリーンで記念樹は右のグリーン横のハナミズキです。