一言で

　中島さんの一言で川柳を始めたような気がする。体調を壊した時に、一番頑張って居た趣味を二つ止めた。詩吟と俳句がその時に自分に一番負荷が掛かっていると判断したものだった。自分は医者に掛からない主義なので、自分で病気を治すしかない。いろんな病気を人一倍したが、苦労も多い。体調も回復していた時期でもあり、俳句を辞めていたので誘いに乗る環境が整っていた。


川柳遊ぼう会

　この会は中島さんが主幹をやっており、遊びで気軽にやっているのなら、自分でもやれそうに思い入会した。指導者はメンズクラブで一緒だった速水さんなので気が楽で助かった。川柳は季語も無く比較的自由に思ったことを詠めば良さそうで、自分に向いているように思えた。しかし、ウガチだとか主観だとかやっぱり制約が有ったが、あまり気にせずに詠んで来た。


ビックリ仰天

　読売新聞を取っていて、文芸も多少感心が有り、よみうり文芸はほとんど見ていた、そんな事もあり、投稿する気になり、無謀にも挑戦。ところが、何回目かに載ってしまった。グランドゴルフ仲間の石井さんが「岡ちゃん見た！女房が岡本さんの川柳が新聞に載っている」と早朝電話を掛けて来た。自分はまだ新聞を見て無くて、びっくり仰天。師匠の中島さんから、読売は載り難いのに凄い！と褒められたり、ところざわ倶楽部のホームページに紹介されたり、天にも昇る気持ちに！


いろんなとこに投稿癖

　それから、急に投稿癖がついて、投稿させてくれるとこはどこでも投稿するようになった。それまでは、中島さんが幹事のところざわ倶楽部の広場の川柳欄に、鼻・髭の柳名で投稿しているだけだった。市の川柳連盟の大会に参加し、その会長が願法さんで、昔からの知人で、昔の職場の「だより」川柳コラムの責任者でもあり、勧められ投稿するようになった。


文芸所沢にも！

　中島さんに薦められ、文芸所沢にも直ぐに投稿した。５句以内の投稿で無事５句掲載していただいた。自分の川柳は身近なことで感動したり、感激したり、気に留まったことを題材にすることが多く、女房のことを良く詠む。「食事待つこの楽しみを噛み締める」これはよみうり文芸に載った句。女房のことが載っていると知人にそれとなく話すようで、理解してくれるようになる。女房有っての自分なので、これからも女房関連を機会有るごとに詠んで行きたい。


文芸埼玉まで投稿

　女房が今月チラシを持って帰り、あなたに関係ありそうなので、貰って来たと文芸所沢と文芸埼玉のチラシ２枚渡された。文芸所沢は今回で二回目、今年のものは既に投稿済み。昨年は詩も投稿したが落選。しかし、ズームインコラムに感想文が載った。落選した詩は止めて、随筆を川柳と合わせて今年は投稿している。文芸所沢は２部門までに制限されている。頭の片隅に、県の文芸埼玉にも投稿したいと思っていたが、昨年は期限切れで断念。今年はけろっと忘れてしまっていたら、女房がチラシを！　７月末で間に合って助かった。


無謀にも全部門投稿

　川柳だけでは詰まらないので、他も少しと思ったら、序に全部出そうかと思い出し、急に頭が冴え、過去にところざわ倶楽部のホームページに投稿したものや作っていたものを拾い出して忙しくなった。しかし、文芸所沢と違って、川柳や俳句、短歌は全て10句。所沢は５句！大変だった。昔のことだが、同期がオービー会の広報誌の編集長やっていて初めて投稿させられ、それが切掛けでその後いろいろ投稿するようになった。詩はところざわ倶楽部のＨＰに投稿していて好評だった！？「今が旬」にした。短歌は昨年文芸所沢の投稿の時に作って出さなかったので、その5句と新しく5句作り、10句揃えた。俳句は、川柳をやる前にやっていた経験が有り、無理やり、10句作った。こんな調子で何とか、小説等、詩、短歌、俳句と川柳の５部門全部に投稿してしまった。


発表が待ち遠しい！

　文芸埼玉は10月に入選者発表、文芸所沢は３月、今から結果が待ち遠しい。川柳以外は全く未熟な作品ばかりで、選者泣かせで、今になって馬鹿なことをしてしまったと反省している。文芸埼玉は敷居も高く、掲載させて頂いたら儲けもの。万が一どれかでも載せて貰えたら、また、自慢し捲くりそうで、心配だ。

追記　～余分なこと～

　入選発表　１０月上旬　入選者のみ通知

　文芸埼玉　１０４号　１２月下旬　発行予定　公民館に配布

　　５部門全部に投稿　　　　　 　　題名