ところざわ倶楽部          投稿作品       エッセイ&オピニオン


   
     
「自然治癒礼賛」   
                     
                             2021-3-19 記 岡本 詔一郎
                                       

   

これで良いのか

 医者に掛かり過ぎでは! 検診も不要ではないだろうか?自分は退職後25年間検診していない。自慢にはならないが!?生れ落ちてから、検診は多分の決められたものは全てやって来たことだろう。そうすると50年ほどやったことになり、検診が役に立った記憶が無い。再検で心配させられ、気が滅入ったことは有るが問題なかった。


コロナ禍で

 皆さん病院に行くのが恐ろしくて、自粛生活。そのため、病院に入り浸っていた方が行かなくなり、多少のことは自然治癒を期待し、自分で用心し直して生活して来た。そのため、死亡者や風邪等に掛かった方は平年に比べ多分減っていると思う。それは皆さんが自分で心掛け、医者に掛からなかった効果ではなかろうか?このことはマスコミも報道しない。医師会からそう反撃を食らうのが恐ろしくて!


人の命

 大切なのは分かるが、人間として生きて行けない状態で生き続けることは違うような気がする。植物人間に成ってまで幾ら生きてもどうしようもない。早くあの世に行った方がすべてのためにもいいような気がする。ちょっと不謹慎な言い方だが!平均寿命が世界一になっても、あまり誇れないのではなかろうか!


グレーゾーン

 医療のための医療機械が高度になり、いろんな検診の数値が分かるようになり、要注意だとか!大丈夫だとか言い過ぎではなかろうか?神経質なものは食事にちょっと気を付けたが良いと言われると過剰反応してしまい、病気になる者まで現れる。良く聞くケースは薬の飲み過ぎで病気になったとか?肉を取らないように気を付け栄養不足になったとか?普通に生活して居れば良いのではなかろうか!


自然治癒

生きもの全て何時かは死ぬように授けられている。生まれたら、成長し、衰え死んで行く、その間、生命を維持し、子孫を残して行くために自然治癒の能力を持っている。その範囲で、本来生きて居れば良いことのような気がする。人類はややそれに逆らって生きて行こうとしているのではないだろうか?


医学の発達

 際限が無く医学が発達していくと人類は滅ぶことになりそうに思う。しかし、止められない。その問題と生命倫理の問題が重なり、人類以外のものは自然に任せて上手に循環している。人間だけがいびつになっているのでは!自然淘汰の原則も無視し、生き続けることは問題のような気がする。