---『私の人生で最も誇れるのは、好奇心と熱意を持つ謙虚な科学者でいたことです』
---『本当のヒーローは、命を危険にさらしながら患者に向き合っている医師であり看護師で あり清掃をする人々である。私はただ研究室にいて研究していただけ』
---カタリン・カリコ博士の言葉
---『新型コロナのワクチンは1年足らずの短期間で開発されました。でもそれまでの長い歴 史があったことを忘れてはなりません。それが科学なのです』
---山中伸弥教授の言葉
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いつの日か心置きなく大切な家族や親しい友、そして気の合う仲間達と集まれる日が来るのだろうか。皆に会いたい!他愛のないお喋りをして一緒にコロコロと笑い転げたい!
当たり前に出来ていた日々がもう二度と戻って来ない色褪せた昔の写真のように思う月日が長く続いた。そんな重い空気を跳ね除けるように、95%以上の高い有効性あるワクチン開発!!のニュースを初めて聞いた時、とても信じられないと思った。
それから毎日のように、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカという企業名がテレビで取り上げられるようになった。でもどんな方が開発に関わったのか全く顔が見えてこなかった。
そんな時 山中伸弥教授が所長をされている京大iPS細胞研究所の研究基金事務局から下記のメールが届いた。
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寄付者の皆様 CiRAニュースレター読者の皆様へ
平素はiPS細胞研究へのご理解・ご支援を賜り、誠にありがとうございます。
今週木曜日、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が、下記テレビ番組に出演する予定です。
今、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症のワクチン開発の立役者であるカタリン・カリコ博士との対談です。 ご覧いただけましたら幸いです。
■出演番組:NHK「クローズアップ現代+」
新生ワクチンは世界を救うのか!?開発の立役者カタリン・カリコ博士×山中伸弥
■放送日時:5月27日(木)午後10:00~10:30
(NHK +にログイン不可の場合は番組詳細がこちらでご覧いただけます)
↓↓↓
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4550/index.html
この番組を27日に視聴し、mRNAワクチンに対し漠然と持っていた不安を一つ一つ取り除けた気持ちになった。
ワクチンの副反応は、確かにこれまでのワクチンより強いが、2、3日で抜ける事、短期間でできたのではなく何十年にも及ぶまさに命がけの基礎研究の後に成功した事。又実用化にはmRNAの一部を別の物質で置き換え、炎症反応が抑制されることによって不可能を可能にした事を知った。大変分かりやすく極めて素晴らしい内容だった。
単に科学的情報だけでなく博士の研究を支える人間性と熱意も痛いほど伝わってきた。車を売り片道切符でアメリカへ。アメリカに渡ってからも、mRNA研究が理解されず、ご苦労の連続。
それでも《成功すると信じ、いつも何ができるかに立ち返って自分が今すべきことに集中した》
《本当のヒーローは命を危険にさらしながら患者に向き合う医師であり看護師であり清掃する人達である。自分はただ研究室の中で研究を続けただけ》これらのメッセージに強く心打たれた。
又、接種した人は体の中だけでなく《唾液にも抗体が含まれていることが確認された》という情報は大変な驚きで、何故ワクチンが感染そのものを防ぎ、マスクなしでの会話も可能になったかを理解出来た気がした。
これまでところざわ倶楽部の仲間とのやり取りで、私と同じように不安を持っている方々が多いと実感していたので、この番組を倶楽部HPで紹介したい、映像を視聴した後に接種するかどうか判断する助けになるかも知れない、と思った。
早速クロ現+に文書とお電話で連絡し、ところざわ倶楽部の説明とHPをご案内した上で、番組責任者からご許可を頂戴することが出来た。
又、京都大学iPS細胞研究所事務局にも、(山中教授がノーベル賞受賞後応援の意味を込め僅かですが支援を続けているが 改めて今回基礎研究の大切さを知り)HPで事務局を「紹介したい旨お伝えしたところ、「若い研究者の何よりの励みになる」と喜んで下さった。
NHKクロ現+と事務局のそれぞれの責任者の方々が、ところざわ倶楽部のHPにアクセスし、我々が生涯学習やボランティア活動などに真面目に取り組み、楽しく活動を続けていることをご理解いただいた上で掲載許可して下さったことは嬉しい事であった。
全てを注ぎ込み、情熱を持ち続け、人に幸せを運ぶと信じ歩み続ける人生。
それを支えるのは、そのかた自身の真情あってこそ成し遂げられるのではないか、と思った。
◎番組を是非ご視聴下さい。6月3日まで視聴可能です。再放送は現在未定。
《 NHK クローズアップ現代+ 》 2021.5.27.放送
【ワクチンで危機克服?開発の立役者カタリン・カリコ博士× 山中伸弥教授 】
〜長年に亘る基礎研究の積み重ねが不可能を可能に〜
※※※mRNAワクチン開発、iPS研究との偶然の接点がターニングポイントに※※※
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021052734895
↑↑↑
このURLから〔NHK+〕に登録し、グインする必要があります。
この機会に〔NHK+〕に登録されることをお勧めします
◎京大iPS細胞研究基金事務局のご紹介
【※※日本でも山中教授の下、国内だけでなく世界の人々の命を救うため、日夜研究開発に挑む 次世代を担う優秀な研究者達に応援を!※※】
《京都大学iPS細胞研究所(CiRA)iPS細胞研究基金事務局 公式ウェブサイト》
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/fund/
iPS細胞研究を1日も早く多くの患者さんのもとへお届けできるように精一杯努力を続けてまいりますので、今後とも研究を見守っていただければ幸いです。
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