ところざわ倶楽部          投稿作品       エッセイ&オピニオン


   
   
 「認知症カフェを夢見て(その2) 」   
                     
                          2021-11-8 記 岡本 詔一郎
                                       

   

市民ホールで

 市役所に用が有って行った時に、広場で催し物が有っていた。オレンジウイーク展だった。9月はアルツハイマー認知症の記念の月で、高齢者主催の認知症啓蒙週刊の展示で、介護施設の紹介がなされていた。市の広報誌も認知症を特集していた。認知症の集いの催しを探したが無かった。


市の説明ブースを

 探して、やっと分かり、市の説明要員を探したが見つからず、やっと探し当て、サロン関連を聞いた要領を得なかった。やっと、高齢者支援課委託の認知症カフェの一覧表を帰る間際に見せられた。なぜそれを市の取り組みとして大きく展示さないのか不思議だった。その一覧用に15個所の認知症カフェが有ったが、コロナで2個所しか開いておらず、自粛かも!


帰りに、高齢者支援課へ

 認知症カフェの活動内容を聞いて見たが、余り実態を認識してないようで、要領を得なかった。それで、開いているカフェに行ってどんなことをやっているか?調べることにした。委託カフェは介護施設内にあり、月に1回だけで余り知られていない。開いている二か所に電話を掛け、参加させてもらうようにした。介護施設内では行くのに躊躇される方が多いと思う。公民館や老人憩いの場が最適では!


そう思って

 公民館等の行事を一覧表から探したら、自分が目指すお話の場が有ることに気付いた。それは高齢者や障害者等の集いの会だった。これは山口公民館の前を通りかかった時に寄って見て、センター長さんに認知症カフェの話をして公民館でやれないか?聞いたらどうも理解してもらえず、縷々話しを差し上げた。ところが、帰りに事務所の職員が月一やっています!とセンター長に話し、自分にも教えられた。


ところが

 実施していることになっているその日に行ったら、中止しました。とのこと、担当の方にどんなにやっているか聞こうとしたら、休んでいます!と唖然とした。突然休み、担当者も居ない。一体どうなっているのか?センター長はと聞くと市役所に行っている!とのこと。


もう一か所の

 公民館で実施していた新所沢東公民館に様子見に行った。10人ほど集まり、あるテーマを決めてお話を聞きながら、和やかに催されており、自分が目指している認知症サロンの参考に成った。残念ながら、認知症のことは全くなかった。


次は

 高齢者支援課委託の2個所に研修に行くことにしている。楽しみ! ~期待大~