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 「生きる」 ~なつかしの映画鑑賞会~   
                     
                          2021-11-23 記 岡本 詔一郎
                                       

   

今日の予定

 目が覚めて確認したら、映画鑑賞会!時間を見たら0705 映画の後は現在自分が一生のライフワークにしようとしている認知症関連の会の見学が入っていた。慌てて準備、最近は出かける時は女房が準備してくれているものを中心に勝手に食べることにしている。畑の野菜の茹でたものと八ツ頭の酢のものは欠かせない。


何時もの自転車で

 準備は、毎回前の日に、持ち物は揃えるようにしている。メガネが何時も心配!今日も途中まで行って心配になり見たらない。今日は遠近両用に切り替えての初めての映画会。引き返した。メガネは、朝新聞を見ると入れ忘れる!常習。西新井町会館までは30分ぐらい掛かる。行きは東川沿いで下りなので楽ちん!


「生きる」

 変な題名の映画だな~と思っていたが、映画の会に入会したばかりで、題名に関係なく毎回出ることにしているので、どんな筋かも確認していない。始まって見ると暗い映画で然も公務員の判子を訳も分からず押すシーンから始まった。古いふるい映画、自分が10歳ぐらいの頃の映画で、昔懐かしい俳優が目に留まった。しかし、目は眼鏡が新しくなり遠距離用が見やすいように下げて見たが、耳はサッパリ!


手のひらで

 耳たぶを時々翳すのと一番前の席に座っているので、音を大きくしてくれている。しかし、サッパリ理解出来ない。音・音声は聞えているが言葉として理解出来ず、ちんぷんかんぷん。今日の主役は小さな声でしわがれ声でぼそぼそ言うだけ!ほかの俳優は早口。サッパリ言葉では分からない。しかし、場面の雰囲気で察しは点くので画面を追っていた。


お葬式の後に

 急に、回想場面が次々映り、聞き取れる言葉がちらほら、言葉が分かると、何故か?自分が生きている実感!喜びを感ずる。最近、テレビを見ていて、人との会話で無性に有難く思うことが有る。不自由を体感すると「出来る分かること」に感激するようになる。テーマは公園作りに命を懸けた物語で、今自分が一生のライフワーク!これまでのことはこのためだったと思うテーマ「認知症カフェ」「認知症サロン」「おしゃべり会」作りに頑張っていることと重なり、自分にぴったりのテーマに驚いた。こんな偶然が有るのか!


帰りには

 映画の後は、決まって割烹美好で昼食を摂ることにしている。特に、今日は昨日の中央公民館の舞台発表で我がメークオカリーナがトリで演奏することも有り、若女将に先日の食事の時に案内!来てくれたお礼に、ところが、お店は大勢のお客さんでごった返していたので大女将にお礼の伝言して帰った。帰りは東川沿いで、秋の景色や人に感動し、良い写真が一杯取れた。~自転車30分~  「生きる」ことは毎日が楽しい!