ところざわ倶楽部          投稿作品       エッセイ&オピニオン


   
   
 「認知症カフェを夢見て(その3) 」   
                     
                          2021-11-30 記 岡本 詔一郎
                                       

   

待望の「みんなのカフェ」へ

 所沢市高齢者支援課が委託しているとこは15個所、地区では10区で、市内の通所介護や有料老人ホームなどで、月1・2回開催されている集いの場。広報ところざわ令和3年9月号で紹介! しかし、コロナも有り、現在はやっているのは2個所のみ。電話をし、1か所だけしか行けてない。参加者の立場で参加し、最後に、認知症カフェを公民館等に作りたいとの思いを話させて頂いた。


担当の方に

 感激した。電話でお話しした時から、はきはきした方で、早く行きたい衝動にかられた。「お茶っこ463」(デイホーム花みずきの家)は民家風で分かり難く苦労。担当の中様は上手に進行し、8名ほどの参加者に飽きないように健康等の話をされていた。しかし、これが高齢者支援課の目指す「みんなのカフェ」だろうか!と疑問が湧いて来た。中さんは電話での話で「本当は公民館等で認知症の軽度の方や認知症気味の方等がざっくばらんにコミュニケーションするのは認知症の予防に成る。」と自分の考えに賛同してくれていた。


もう一か所は

 10月は行事が重なり行けず、来月23日に行く予定。2個所とも実態は認知症の方は参加しておらず、一般の方の認知症の勉強会に成っているものと思う。改めて、市の広報誌の案内を読んで見ると体良く集いの場とか宣伝しているが、介護施設で月一で認知症の勉強会をしているだけに終わっているようだ。残念だ!


そう思っていたら

 暇に任せて、来たばかりの11月の飛び立つ広場を片端から見ていたら、④ボランティア・福祉・資格のトップに「おしゃべりカフェ・オレンジサロン」が目に留まった。これは自分が目指している認知症カフェ?ビックリ! その日が丁度サロン開催日、午後2時からが待ち遠しかった。


偶然の連続

 早速、参加。その日の午後が開催日!参加者はわずか3名。常連の一人は10年以上前からの知人だった。その場所は、認知症関連のサークル代表の加曾利さんらが5年ほど前に行っていたとこだった。それが分かったのは、サロンを立ち上げるに当たって意見を聞き、その返事で判明。加曾利さんの意見は「まず、オレンジサロンに行ったが良いよ!」とのアドバイスだった。その返事に、もう2日前に行って来ました!と。


そのオレンジサロンも

 コロナのことも有り、来る人が減ったためか、翔びたつ広場に掲載したとのこと。その甲斐があり、私と当日新人女性が来たと喜んでいた。このサロンも認知症の方は来ていないらしい。認知症カフェに挑戦しているが、全途多難だと実感した。毎週金曜日の午後2時から2時間ぐらい!これから参加し、勉強したい。~これまでのノウハウや努力等~