ところざわ倶楽部           活動報告     民話の会

民話ライブ 「デイサービス ところ荘」

2019 10 18   記 新井 智子

 

薄曇りの日であった。ところ荘での民話ライブは初めてでした。
 今、日本では台風の大災害で、とても悲しいニュースが流れています。

 こういう時は気もそぞろであるが、今日の予定、ところ荘に集って我々の民話ライブを楽しみにして下さる方々の為に精一杯頑張ろうと思いました。

 我々民話の会会員は、現在8名。本日聞いてくださるお客様の高齢者様は30名、職員は5名であった。

 会場は全員で体操をしているところであった。途中、お茶の時間があり水分補給も忘れない。そうそう、民話のライブ中も途中お茶の時間があった。健康に留意されているのですね。我々もおいしいお茶をいただきました。

 定刻どおり、1時半に開始。

 あいさつや、民話の会のテーマソングを含めてのダンスもいつも通りに行い、一緒に手まねしながらの歌で一体感をもつことができました。

 秋の花々の写真をプロジェクターで投影しながらの説明もうまくいったと思いました。さかんに「その花知っている、その花はああだこうだ」と皆熱中してくれていました。

 花の説明の前後に2つの民話を語りました。

「河童の詫び証文」「河童のお伊勢参り」。2つは関連があります。最初の詫び証文を元につづきのお伊勢参りを会員が作文しました。その説明も解るように入れました。

 その後、定例の大合唱はまたまた盛り上がった。最後の歌「幸せなら手をたたこう」で

 正味1時間。いつものように鼻のあたまに汗をかきながら終了しました。

 終わってからお客様の1人が寄ってきて「これは所沢の方言なのですか?」という質問から話がはずんだ。(次から方言の説明もしましょう)そんないい課題もできた。

 今回も素晴らしいライブであった。

 いつもだが夜眠れないほど緊張してしまう。だけど終わってみると、旨く行こうが失敗だろうが、沢山の方々と触れ合うことができて、それはそれは凄い達成感で満足いっぱいでした。こういう高揚感を民話の会に沢山の方が参加しあじわっていただきたいなと切に思いました。

今回も、前列に1人、(桜)かと思える女性が1人いて、実によく笑ってくれて、とても励みになり、すごく緊張がとけていい感じでライブができた。

きょうも我々民話の会員もお客様たちもお互い楽しめました。本当に良かった。

今夜、皆が幸せな気持ちで健やかな眠りにつけますように…。被災者の方々に、幸せが訪れますように願ってやみません。

(初めての会場へは、早めに集合して会場のどこへPC・プロジェクター・スピーカーを設置するか決めます。スクリーンは壁にあるいは模造紙に白板に、ときには敷布を吊るし投影しながら語ってきました。夏は扇風機の風でにわか作りのスクリーンが揺れ動き、なんとも河童の動きが面白く映り笑いをさそっていました。会場によっては椅子もなく、立ったままの公演、民話の会の会員、どさまわりの劇団よろしく頑張ってきました。たったひとつ欲しいのは『ところざわ倶楽部 民話の会』の横断幕です。来期はつくりましょう。「民話の会」の看板を掲示しさらに団結を図りたいと思っています。  追記 仲山富夫)


 

    



    



    
    河童三兄弟、アジーよ