ところざわ倶楽部           活動報告             民話の会

「真和の森」での民話の語り
2016 10 27   記 新井 智子

 

 10月25日()、特別養護老人ホーム 「真和の森」で、富岡地区地域包括支援センター主催の介護者支援(認知症家族を支

援する)介護サロン「ほっとみ」の集いが開催されました。「集いで民話を語ってみない?」という施設の職員さんからのお誘

いを受けて、所沢の民話「河童の詫び証文」を語ることになりました。参加者は、女性3人、男性3人、包括支援センター職員

3人、そして社協から2人の方々です。



 当日は「民話の会」から都合の付いた3人が訪問しました。


 会場は、「真和の森」に併設されている喫茶施設「花一輪」です。この花一輪は日頃利用者さんやご家族、地域住民が気軽に

利用できる施設で美味しいコーヒーやお菓子などが楽しめます。暖炉があってゆったりした気持ちの良い空間です。天気の良い

昼過ぎなどに行かれた方は、入所者さんや関係者の方々が談笑しながら、アイスクリームなどを召し上がっている姿にお会いす

ることもあるかもしれません。



 まずは「民話の会」の紹介のあと、秋らしく「紅葉」をみなさんと一緒に歌いました。施設の職員の方が情緒豊かにオカリナ

で伴奏を付けてくれました。歌の上手い方が多く、美しいハーモニーが流れました。続いて、民話「河童の詫び証文」をプロジ

ェクターで絵を写しながら語りました。締めくくりは「ふるさと」を歌い、民話の語りをご披露する機会をいただいたお礼の言

葉を述べて終了しました。






 感想等をお聞ききしたいところでしたが、包括センター主催のイベントの中での最初のアトラクションということなので、す

ぐ参加者は話し合いに入ったためその機会はありませんでした。みなさんが一生懸命歌を歌ってくださって元気づけられました

。また民話もとても真剣に聴いてくれました。所沢の方言での所沢の民話は初めてのようで興味深く聴いていただいたように感

じました。何より皆さんがニコニコと楽しそうでした。  

 帰りはお土産などをいただき、「また来てください」と言われ嬉しいかぎりでした。 またすぐにでも訪問したくなりました。



 誰でもいつの日か必ず老いる。優しく支えあって生きていければ幸いです。