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「民話の語りで施設訪問」報告

2016 11 24
   記 薄井 文子

 

11月15日(火)14時から特別養護老人ホーム「真和の森」を訪問しました。


急な日程のため、当日都合の付いた新井智子さんと2人で訪問しました。


 10月25日の富岡地域包括支援センター主催の「介護者の集い」の冒頭に15分をいただいて民話を語って以来、新井さんは

3度目、私は4度目の訪問です。


 いつものパワーポイント画面を写しながらとは違って、この日は紙芝居の舞台を持参して紙芝居風に所沢の民話を読んでみま

した。一枚づつページをめくることが不慣れで、練習を兼ねて、最近お茶を楽しみに訪問されている男性とこの施設で時々ギタ

ーを演奏されている方、お2人の前で読ませていただきました。セリフの部分は新井さん、語りを薄井が担当しました。


 続いて、午後3時のお茶の時間に入所されている皆さん5、6人の前で「福猫塚」と紙芝居「貧乏神と福の神」そして新井さ

んが絵本「めぐろのさんま」の読み聞かせをしました。




おいでおいでをする福猫三毛の場面


 目をつぶって聞く人、こちらをじっと見て聞いている人、それぞれの気持ちの良いスタイルで耳を傾けて、愉快なところは笑

いながら聞いてくださいました。


 想像ですが、普段訪問者がいない場合はお茶の時間でも入所者同士の会話が弾む状況にはならない様子です。外からの訪問者

が歌やお話し、傾聴などで会話を引き出すことは歓迎されると感じました。



 今後も都合の付く日、例えばカフェ「花一輪」の開所日(毎週、火曜、木曜、土曜日)のいずれかの日を選んで、毎月1回程

度、「民話の会」のメンバーで都合の付く人何人かで訪問を続けていけたらと思います。