■ 日 時 2016年1月25日(月)
年度初めに当たり、ところざわ倶楽部に提出するアンケート、27年度活動実績、28年度計画、北欧旅行報告等について話
し合った。
1 アンケートについて
北欧の会としては当面会員の増強が課題である。個人的に勧誘すると同時に、一つの手段としては、市民大学との連携を密
にして、関連する講座を受講している人達にPRする等の手段を考えたい。これは1サークルの問題ではなく、ところざわ
倶楽部としても検討して戴き、支援をお願いしたい。
2 27年度活動実績
活動実績(7年目)
①公開講座への参加、民主主義を育む北欧の生涯学習の伝統と現在について聖心女子大学のキャンパスで学ぶ。終了後お
茶会で感想など話し合い。(2月、2回)
②公開講座の復習、アクテイブシチズンシップについてなど(4月、5月)
③DVDの鑑賞と話し合い「スウェーデン神話の森を行く」「世界一幸福な国デンマークの真実」など。(4月、6月、
9月)
④持ちより学習、移民問題など(5月、6月、9月)
⑤「パンケーキの国で」を読む。間違いを気にせず伸び伸び学習など(毎例会)
1月24日(土)
|
・昨年度の振り返りと今年度の計画の決定
様々な視点から格差について考える
|
5名
|
2月21日(土)
|
・公開講座 北欧型生涯学習と子育て~みんなを大切にする教育~
学力問題に揺れる北欧型の学校教育制度と子育て
|
6名
|
2月28日(土)
|
・公開講座 北欧型生涯学習と子育て~みんなを大切にする教育~
民主主義を育む北欧型生涯学習の伝統と現在
|
7名
|
3月20日(金)
|
・公開講座の復習と話し合い
生涯学習とは?フインランドの学力 北欧の右傾化など
|
5名
|
4月24日(金)
|
・ フィンランドのDVD鑑賞
・ アクテイブシチズンシップについて(能動的市民の育成)
|
4名
|
5月16日(土)
|
・ アクテイブシチズンシップとEU 国を超えての市民の育成
・ 移民急増欧州で論争など
|
4名
|
6月27日(土)
|
・ DVD鑑賞 スウェーデン「神話の森を行く」
・ デンマーク スウェーデンの政権交代について
|
3名
|
9月19日(土)
|
・ DVD鑑賞 「世界一幸せな国デンマークの真実を探る」徹底した自転車政策 CO2削減など
|
6名
|
10月27日
(火)
|
・ DVD鑑賞 ノルウェー「北欧最高峰2469Mへのトレッキング」
・ 「積極的平和」の真意ヨハン・ガルトウイング氏の記事など
|
5名
|
11月21日
(土)
|
・ DVD鑑賞 「アンデルセン童話に隠された秘話」
・ パンケーキの国での輪読と話し合い
|
4名
|
3 28年度の計画
① 今年度の活動の継続
② 世界の中での北欧社会の対応
③ 北欧人から見た日本や日本人について
④ アウトドア活動(映画や文化施設訪問等)
⑤ その他会員の関心する課題を持ち寄り話し合う
(参考DVDストック)
大人のヨーロッパ街歩き スウェーデン 54分
同 ノルウェー 54分
同 アイルランド 54分
未来世紀ジパング「北欧の雄スウェーデン ノーベル賞の舞台裏」54分
世界ふれあい街歩き 「北欧&バルト海沿岸の街スペシャル」 45分
同 「オーデンセ デンマーク」 45分
Amazing Voice 驚異の歌声 60分
スウェーデン「アグネータと魔法の切り絵」90分
北欧から世界へ ABBA 時代が求めたハーモニー 90分
古城の宮殿 ドロットニングホルム スウェーデン 120分
コンチェルトコペンハーゲン演奏会 58分
ぐるっと北欧5000キロ スカンジア半島港町巡り 90分
同 2
北欧トレッキング紀行「風わたる大地 最北端」 90分
旅のチカラ 「ホスピタルアートの聖地を行く」60分
北欧トレッキング紀行 森と湖の国 ムーミン谷 90分
同 白夜の台地 スウェーデン王様の散歩道を行く
極上美の饗宴「ムンク 自然を貫く叫びの謎」 58分
ワイルドライフ「北欧スカンデイナビアの四季」巨大なシカが60分
世界里山紀行 フインランド 90分
4 北欧旅行報告 記 森野
① 年配のカップル旅行者
現地に付き バスに乗り込んだ、 バスから降りるとちょっと年配のカップルがいた。杖を突いて一人最後から降りて来る
男性が居た。私は一寸気になったのでその後から歩いて行った、奥さんは元気で、ずんずん先を歩いて行く、その年配の人
は、歩くのは大変そうだったが、何時もバス内で待つことはない。
そのうち話をするようになった。 旅行慣れしているように見える、聞いてみるとお城、宮殿見物を趣味にしているとのこ
とだった。日本は勿論、ヨーロッパの城もあちこち見てきたとの事だ。さすが歴史に詳しい。
年配になっても体が弱ってもハッキリ目標があるとエネルギーが涌いてくるのだろう。肉もバッチリ食べていた。
② 森と湖
印象に残っているのはなんといっても森と湖の美しさだ、針葉樹林の緑が湖面にうつり、ところどころに見えるカラフルな
屋根の家。 この美しい世界は何キロも続く、しかし残念ながらバスの車窓からの眺めだ。
運転手は スウエーデンの作曲家のクラシックを聴かせてくれた。至福の一時。
地元の人にとっては日常の景色なのでそれほど珍しくは無いのだろう。名所と思われる大きな滝の所で休憩したが私にとっ
ては、静かな湖面を眺めていたかった。
やはり日本の旅行と同じで名所旧跡をメインにしているようだ。何時か一人で旅したい!
③ ムンク美術館
ムンク美術館に寄った。あの“叫び”の実物に合うことができた。不遇な少年時代から生まれたこの難解な絵の近くには、
親族の死と向き合う絵も掛かっていた。でも近くには明るい太陽が湖面に映る絵や楽しく踊る女性の絵も展示されていた。
④ 公演と彫刻
ノルウェー―・フログネル公園 城見物の合間に幾つかの公園にもよった。みな芝生の上で遊んだり、寝ころんだり思い思
いに休日を楽しんでいるようだ。彫刻があちこちある。人間を重ねたモニュメントはユニークだ。歌川国芳の人で作った顔
を連想させる。
人気N0.1の彫刻はこの‘オコリンボ’とか
人間を重ねたモニュメント
⑤ 物価高
コペンハーゲンでは自由に昼食をした。物価は驚くほど高い。セブンイレブンもあったが、折角ここまで来たのだからと街
角のレストランに入った、普通の昼食だったが3000円した、別のところで、コーヒーとちょっとしたデザートが150
0円、道路脇にパンを売るスタンドがあったが500円以上だ。 感覚的には日本の倍位だ。日本人の現地案内人は、盛ん
に物価高を嘆いていた。
スタンド
自動車は税金が高いので日本の3倍近い値段だそうだ。クリーンな環境を考えて自転車を奨励している。
⑥ ノルウェー 自転車競技
フロム付近で滝を見た後昼食にレストランに立ち寄った。たまたま自転車レースの終点で、丁度ゴールに走り込んで来と
ころであった。近くの人が沿道から応援している。
頻繁に自転車のロードレースが行われているそうだ。
ここは自転車天国で自転車道路はシッカリ整備されている。三階、4階までスロープがあり、部屋まで自転車で登れるよう
になっているアパートも見かけた。自転車が最優先で自転車が来ると歩行者は道を空けるのがルールになっている。
近くに平屋のホテルがあったので聞いてみると一泊¥25000位するらしい、やはり物価は高い。
自転車レース
⑦ 宮殿
北欧の国々はもともと王国であった為、王様や貴族がこぞって城を建てたようだ。今でもそれぞれの国の国王や王女は親族
関係にあるようで、それぞれの国を頻繁に訪問し合っているとのことだ。
⑧ アンデルセンの住んでいた家、
今でも町の建物にとけこんでいる。下の写真のアパートの一室が彼の自宅。近くの海辺には人魚姫
アンデルセンの童話は広く世界で愛されているが、生涯独身で孤独な人生を送ったようだ。
以上
<サークルのページヘ戻る>
|