ところざわ倶楽部           活動報告             北欧の会

科学未来館を見学して
  2016 6 13   記 森野 辰夫



5月25日、地球環境、北欧サークルの仲間9人で日本科学未来館を見学しました。
 
   


全体の概要は地球環境サークルで報告して戴きますので、ここでは印象に残ったイベント、個人的感想のみをご紹介し

ます。


まず3階の会場に入ると、ロボット“アシモ”が現われ、片足歩行、サッカーボールのキック等のパフォーマンスを披

露しくれた、以前テレビ等で見た時と比べると大分成長していました。その上には写真のように大きな地球儀があり地

球の温度変化、風の流れ等刻々と変わり、一目で地球が分かるように表現されています。


一階にはソファーベッドのような椅子があり吹き抜けになっているので寝転んでこの地球を眺めていると時間の経つの

も忘れさせてくれます。



50年後を占う」

5階には体験型の展示があり、自分の希望する未来(綺麗な水が何時も飲める、安心出来る食材が手に入る、何時まで

も芸術的な満足が得られる、健康で生きられる、・・・・)を選択し、50年後にそれが実現できているかどうかを占

う。私は“水”を選んだが見事20年後に沈没してしまった。


あくまでもこれはゲームで根拠のあるものでは有りません。


「歩行姿勢」

写真のようなスクリーンの前を2往復歩き歩幅、背筋の伸び、腕の振り等がチェックされます。下図は自分の結果です

。気づかない弱点が指摘され、反省しきりです



       



「認知能力」

1,2桁の数字の足し算、引き算が次々出され、二つの答えから正

解を選択する問題で、静止状態と、足踏み状態で行います。

これはひどい結果に終りました。


人気のコーナで前後に高校生が大勢ならんでいました.

皆な「ふつう」の難易度で挑んでいましたが、すこし見栄をは

り「むずかしい」問題を選択してしまいました。結果はなんと“

D”評価でした。でも“Z”よりはましか??

 




「未来の技術」の中では核融合発電が夢の技術として取り上げら

れていましたが、5億℃とか想像を絶する環境下でのみ核融合が

実現できるとのこと、2100年の実用化を目指しているそうだ。


原発事故を思うとき、一抹の不安がよぎった。説明員に聞いてみ

たが、あくまでも想定通り運転できていれば安全ということで、

勿論放射能も放出されるとのことだった。

   


美しいアンドロイドも展示されていたがまだまだ表情は硬く、僅かに目や腕を動かす程度で人の対応は先の事にように

思える。 何時かアンドロイドが介護してくれる時が来るまで生き延びましょう。



お昼は7階のレストランで皆なで歓談した。

その後は自由解散となり、私は3時頃まで見学し、最後は疲れきって地球儀の下でソファーに寝転びのんびりと地球を

眺めて帰った。



     



「蛇足」交通手段の「ゆりかごめ」は無人で運転されています。9人同じドアから乗ろうとしたのですが、半数乗った

ところで時間が来たのかドアが閉まり始め、足を挟まれ半分は取り残されてしまった。


もし車掌がいれば、団体と判断し全員乗るのを確認しドアを閉めたに違いない。

たまに居眠りはするけど、まだ人間のほうが良さそうだ。



「会員コメント」   

○塚本 二郎


   地球環境に学ぶ・北欧の会の共催で本部役員も参加いただき9名で見学して来ました。

   当日は中高生の集団や外国人が多く賑やかで、当館の設立主旨に沿うものと納得しました。

   来年11月には当館で「世界科学館サミット」が開催されるそうで、東京オリンピックを見据えてこの臨海部の位

  置付がますます高まるものと思います。この付近には国際展示場
(東京ビックサイト)、高層建物や公園もあり、

  新橋~豊洲間を結ぶ無人運転の「ゆりかもめ」に乗り散策されては如何ですか。近未来の社会が体験できるかも知  
  れません。



樋口俊夫

  世界で初めての地球デイスプレイのジオコスモス、アシモ、アンドロイドなどのロボットワールドなど十分楽しめた。

  欲を言えば最先端人口頭脳を使った介護ロボットなどの実用的なロボットの凄さを体験したかった。

  反省として事前にもっと質問を考えていくべきだったと思った。



                                                            以上




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