■ 日 時 2015年11月21日(土)
DVD鑑賞及びエッセイを基に話しあった。
Ⅰ DVD鑑賞「アンデルセン童話に隠された秘話」
① 作品は自らの経験を投影したものである。父は靴職人であったが戦争で心を病み、母は酒浸り、
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805~1875)は失恋を重ねる。
② 14歳で家を出て30歳で世に認められるが階級社会の壁にあう。
③ 19世紀のデンマークは絶対王政から立憲君主制に移行するときであり、現代との過渡期を生きたアンデルセ
ンは、現代的な問題を童話にしている。
④ 30回に及ぶヨーロッパへの鉄道の旅をして文化的知見を広めている。
⑤ 国民作家としてあらゆる人々に痛まれながら大聖堂で国葬が行われる。
⑥ マッチ売りの少女 社会状況がそのまま反映されている。マッチは19世紀前半に発明され
た魔法のような商品
⑦ 人形姫 報われなかった自らの恋愛体験を投影している
⑧ みにくいアヒルの子 どんな階層に生まれても白鳥になれると言っている。自分の劣等感、疎外感を投影しており
現代的感覚である。
Ⅱ エッセイ「パンケーキの国で」
不思議な日本の教育 デンマークの母親にとっては日本の教育状況は摩訶不思議なものとなるようだ。
①学校の授業が終わってから塾に行くこと
②教師が生徒に暴力をふるうということは想像もつかないらしいなど。
Ⅲ フリートーク
サークルの継続 会員の入退会など以上
<サークルのページヘ戻る>
|